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デリケートゾーン

女性の陰部「すそわきが」はどんな臭い?セルフチェック法から原因・対策・治し方まで婦人科女医が解説。

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デリケートゾーン(陰部)の臭いに悩む女性は少なくありません。

特に「すそわきが」と呼ばれる症状は、他人には相談しづらく、一人で悩みを抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

すそわきがは、デリケートゾーン特有の臭いが発生する症状で、ワキガと同じアポクリン汗腺が関与しています。体質や生活習慣による影響を受けやすいものの、適切な対策を講じることで改善が期待できます。

本記事では、婦人科医の視点から、すそわきがの原因やセルフチェック方法、さらに効果的な対策法や治療法について詳しく解説します。デリケートな悩みを抱える女性に向けて、正しい知識と実践的なアドバイスをお届けします。

「すそわきが」以外の臭いでお悩みの方はこちら

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当クリニックでは、デリケートゾーンクリーニングをしております。デリケートゾーンをエステサロンや美容室のように優しくきれいに美しくケアする施術をご提供しています。お気軽にお試しください。

 

すそわきがとは?どんな臭い?陰部の独特な臭いの正体

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「すそわきが」とは、正式にはデリケートゾーン(陰部)にあるアポクリン汗腺からの分泌物が原因で発生する体臭のことを指します。脇にわきががある方は、陰部にも同じアポクリン汗腺が多く分布しているため、同様の臭いが生じることがあります。

 すそわきがの特徴的な臭い

  • 鉛筆の芯のようなニオイ
  • ツンとした酸っぱい臭い
  • チーズのような発酵臭
  • 生乾きの洗濯物のような臭い
  • 玉ねぎやネギのような刺激臭
  • 野菜炒めのような脂っぽい臭い

通常の汗臭やムレとは異なるこれらの臭いがデリケートゾーンから感じられる場合、すそわきがの可能性を考える必要があります。

ワキガとすそわきがの違い

すそわきがとワキガは原因となる汗腺(アポクリン汗腺)が同じですが、発生する部位と環境が異なります。ワキガは主に脇の下で発生する一方で、すそわきがはデリケートゾーン特有の湿度やムレなどの影響を受けやすいため、臭いが強くなる傾向があります。また、下着や衣類に臭いが移りやすい点も特徴です。

発症しやすい部位とその理由

デリケートゾーンにはアポクリン汗腺が集中しており、この部位は通気性が悪く湿度も高いため、細菌が繁殖しやすい環境です。特に鼠径部(股の部分)や外陰部周辺で活発に働くため、臭いが発生しやすくなっています。また、生理中や排卵期などホルモンバランスの変化によっても臭いが強まることがあります。

 

すそわきがの原因/アポクリン汗腺と細菌の関係

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すそわきがは、主にアポクリン汗腺から分泌される汗と、それに伴う雑菌の繁殖によって発生する臭いです。この症状は、ワキガと同じメカニズムで起こり、デリケートゾーン特有の環境が臭いを強調する要因となっています。

以下に、すそわきがの主な原因を詳しく解説します。

アポクリン汗腺の分泌物

人体にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺がありますが、すそわきがの原因となるのはアポクリン汗腺です。この汗腺から分泌される汗には脂肪やたんぱく質、アンモニアなどが含まれており、これらが皮膚上の常在菌によって分解されることで特有の強い臭いを発生させます。

デリケートゾーンはアポクリン汗腺が多く分布している部位であり、特に鼠径部(股の部分)や外陰部周辺で活発に働くため、臭いが発生しやすい環境となっています。

遺伝的要因と体質

すそわきがには遺伝的な影響が大きく関与しています。両親のどちらかがワキガ体質の場合、その子どもも高確率で同じ体質を受け継ぐ可能性があります。片方の親がワキガの場合は約50%、両親ともにワキガの場合は約75%の確率で子どもに遺伝するとされています。

デリケートゾーンのムレやすさ

デリケートゾーンは解剖学的に通気性が悪く、湿度が高いため雑菌が繁殖しやすい環境です。締め付けの強い下着やナイロン素材の衣類、生理用品などがムレを引き起こし、臭いを悪化させる要因となります。婦人科で多く見られるのは、通気性の悪い下着の長時間着用によるものです。

ストレスやホルモンバランスの変化

ストレスや精神的な緊張は交感神経を刺激し、アポクリン汗腺の活動を活発化させます。また、生理周期や妊娠中、更年期などホルモンバランスが変化する時期には、アポクリン汗腺から分泌される汗の量が増加し、臭いが強まる傾向があります。これは婦人科で特に注目すべき点です。

デリケートゾーンの自己処理による影響

デリケートゾーンの剃毛や脱毛後に皮膚に炎症が起こると、その部分で雑菌が繁殖しやすくなり、臭いを引き起こす原因となります。特に不適切な処理方法は皮膚バリアを損傷し、さらに臭いを悪化させる可能性があります。

食生活と生活習慣の影響

脂っこい食事や動物性タンパク質を多く摂取する食生活は皮脂分泌を増加させ、結果としてアポクリン汗腺から分泌される成分にも影響を与えます。また、不規則な生活習慣や睡眠不足も体内環境を悪化させ、臭いを強める要因となります。

これらの要因が複合的に絡み合うことで、すそわきが特有の臭いが発生します。特に遺伝的要因や体質による影響は避けられませんが、生活習慣や適切なケアによって症状を軽減することは可能です。婦人科的観点からも、適切な対策を行うことが重要です。

 

すそわきがのセルフチェック方法/体質診断のポイント

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すそわきがのセルフチェック方法には、いくつかの重要なポイントがあります。以下に、婦人科医が実際に患者さんにお伝えしている主なチェック方法を詳しく説明します。

 家族歴のチェック

家族にワキガやすそわきがの人がいる場合、自身もその体質を持つ可能性が高くなります。両親がワキガの場合、約75%の確率で子どもにも遺伝するとされています。

 耳垢の状態確認

耳垢が湿っている場合、アポクリン汗腺の活動性が高い可能性があります。これはすそわきが体質の一つの指標となります。婦人科診療でも、患者さんに耳垢の状態を確認することがあります。

 下着の状態チェック

日中着用した下着に黄色い汗ジミが付いている場合、すそわきがの可能性があります。アポクリン腺から分泌される汗は黄色く濁っているため、下着に染み込みやすくなります。

 ティッシュやガーゼを使った臭いチェック法

  1. ティッシュやガーゼをデリケートゾーンに5分程度当てる
  2. 取り出して臭いを確認する

この方法は、自分の臭いに慣れている場合でも客観的に判断しやすくなります。臭いがきつく感じられる場合は、すそわきがの可能性があります。

 生理周期や状況による変化の確認

すそわきがの女性は、妊娠、出産、生理などのホルモンバランスが変化する時期や性行為の後に臭いが強くなる傾向があります。これらの状況で臭いの変化を感じる場合、すそわきがの可能性があります。婦人科医として、患者さんにはこの点について特に注意してセルフチェックするようお伝えしています。

 総合的なチェックリスト

以下の項目に複数当てはまる場合、すそわきがの可能性が高くなります。

  • 血縁者にわきが、すそわきがの人がいる
  • 耳の垢がべっとり湿っている
  • わきや乳首周辺からも同様の臭いを感じる
  • 下着に黄色い汗ジミが付く
  • 清潔にしていてもいつも陰部の臭いが気になる
  • 陰部の毛が濃い
  • 人に陰部の臭いについて指摘されたことがある
  • ホルモンバランスの変化に伴い臭いが強くなる

これらのセルフチェック方法を組み合わせることで、すそわきがの可能性をより正確に判断できます。ただし、自己診断には限界があるため、気になる症状がある場合は婦人科などの専門医への相談をおすすめします。

 

すそわきがと他の陰部の臭いとの違い/婦人科的鑑別診断

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すそわきがの臭いは、陰部の他の臭いとは異なる特徴を持っています。婦人科医として、正確な鑑別診断を行うことが重要です。以下に、すそわきがと他の陰部の臭いの違いについて詳しく説明します。

すそわきがの特徴的な臭い

すそわきがの臭いは、ワキガと同様のメカニズムで発生します。主な特徴は以下の通りです:

  • 玉ねぎやネギのような刺激臭
  • 野菜炒めのような脂っぽい臭い
  • お酢のようなスッパイ臭い
  • 鉛筆の芯のような苦い臭い
  • ツンとした酸っぱい臭い
  • チーズのような発酵臭
  • 生乾きの洗濯物のような臭い

デリケートゾーンは湿度が高く蒸れやすいため、ワキガよりも臭いが強調される傾向があります。

 婦人科疾患による臭いとの違い

 細菌性膣症

  • 魚が腐ったような臭い(魚臭帯下)
  • アミン臭と呼ばれる不快な臭い
  • おりものの量が増加し、灰色っぽくなる
  • アルカリ性のおりもの(pH上昇)

細菌性膣症は膣内の善玉菌(乳酸菌)が減少し、悪玉菌が増殖することで起こります。すそわきがとは異なり、おりものの性状や量にも変化が見られます。

膣カンジダ症

  • カッテージチーズ状やお酒粕のような白いおりもの
  • 強いかゆみを伴う
  • ヨーグルトのような臭いがすることも

膣カンジダ症は真菌(カンジダ)の感染によって起こり、強いかゆみを伴うことが特徴です。すそわきがとは症状が明確に異なります。

性感染症による臭いとの違い

淋病

  • 生臭い臭いを伴うことがある
  • 黄色や緑色の膿性分泌物
  • 自覚症状がないこともある

クラミジア感染症

  • 通常は強い臭いを伴わない
  • 黄色いおりものが増えることがある
  • 下腹部痛や不正出血を伴うことも

膣トリコモナス症

  • 黄緑色や泡立ったようなおりもの
  • 生臭い臭い
  • 外陰部の痒みや痛み、排尿時の違和感

これらの性感染症は、すそわきがとは異なり、おりものの変化や痛みなどの症状を伴うことが多いです。

生理的変化や婦人科疾患による臭いとの違い

萎縮性膣炎

  • 閉経後や卵巣摘出後に発生
  • かゆみや乾燥感を伴う
  • 尿のような臭いがすることもある

子宮内膜炎・骨盤内炎症性疾患(PID

  • おりものの量が増加
  • 発熱や下腹部痛、腰痛を伴うことがある
  • 悪臭を伴う分泌物

すそわきがの臭いは、これらの症状とは異なり、主にアポクリン汗腺の活動によって引き起こされます。他の臭いの原因と比較して、炎症や痛み、かゆみなどの症状を伴わないことが多いのが特徴です。

臭いの原因を正確に判断するためには、自己診断せずに婦人科や産婦人科などの専門医の診察を受けることが重要です。特に、生臭い腐敗臭や陰部の痒み、おりものの異常がある場合は、すそわきがではなく他の疾患の可能性があるため、早めの受診をおすすめします。

 

すそわきが対策方法~日常ケアから専門治療まで~

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すそわきがの対策には、日常的なケアから専門的な治療まで、さまざまな方法があります。婦人科医として、患者さんの症状や生活スタイルに合わせた適切な対策をご提案しています。以下に、効果的な対策方法を詳しく解説します。

日常的なデリケートゾーンケア

正しい洗い方と清潔の保持

デリケートゾーンの清潔を保つことが、すそわきが対策の基本です。

  • 入浴時にはデリケートゾーン専用の低刺激な石鹸を使用し、優しく洗います
  • ゴシゴシと強く洗わず、指の腹で優しく洗うのが効果的です
  • 小陰唇の外側に恥垢がたまりやすいので、丁寧に洗います。
  • クリトリスの包皮に恥垢がたまる方は、包皮を引き上げて洗います。
  • 膣の中は自浄作用があるため洗わず、外陰部とその周りだけを洗いましょう
  • 必要に応じて朝晩のケアを心がけ、特に汗をかいた日や生理中は丁寧に洗いましょう

 通気性を考慮した下着選び

湿度と温度が高い環境は雑菌の繁殖を促進するため、通気性の良い下着を選ぶことが重要です。

  • 綿素材など通気性の良い素材を選びましょう
  • ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は避けるのが理想的です
  • 肌に密着するタイプの服装は避けましょう
  • 蒸れを感じたら、こまめに下着を着替えることが大切です
  • 就寝時は通気性の良いパジャマを選び、体を締め付けないようにしましょう
  • おりものシートは通気性が悪いことが多いので、布製をお勧めします。

アンダーヘアの適切な処理

アンダーヘアは汗や分泌物を溜めやすく、細菌の繁殖を促進するため、適切な処理が効果的です。

  • 除毛クリームや医療VIO脱毛をお勧めします。シェービングなどを使用しての自己処理は、肌に炎症を引き起こすことがあるので、お勧めしません。
  • 処理時に皮膚を傷つけないよう注意する
  • 完全に剃るのではなく、適度に整えるだけでも効果的

すそわきが改善に効果的な生活習慣

食生活やストレス管理も重要な対策です。

  • 和食中心のヘルシーな食生活を心がける
  • 野菜や豆類、魚などを積極的に摂取する
  • 脂っこい食事や辛い食品、アルコールの摂取を控える
  • ストレス管理を行い、十分な睡眠をとる
  • 適度な運動で代謝を上げる
  • 水分をこまめに摂取し、体内の老廃物を排出する

市販のケア用品の活用

デリケートゾーン専用のケア用品も効果的に活用しましょう。

  • デオドラントシート・デオドラントクリーム
  • デリケートゾーン専用の石鹸やボディソープ
  • 制汗剤(デリケートゾーン用)
  • 消臭効果のあるインナーウェア

専門的な医療治療

自己ケアで改善が見られない場合は、専門的な治療を検討しましょう。婦人科では以下のような治療を提案することがあります。

ミラドライ治療

ミラドライは、わきがの治療に使用される機器をすそわきがの治療に応用したものです。

  • マイクロ波エネルギーを利用し、陰毛のある部分に照射してアポクリン腺を破壊する
  • 1回の治療で効果を実感でき、持続的な効果が期待できる
  • 皮膚の切開を必要とせず、ダウンタイムが少ない
  • 局所麻酔を使用するため痛みは最小限

ボトックス注射

ボトックス注射は、一時的にすそわきがの症状を抑える効果があります。

  • アポクリン汗腺の活動を抑制し、約6ヶ月間臭いを抑えることが可能
  • 比較的低侵襲で、短時間で治療が完了
  • 定期的な治療が必要
  • 痛みは少なく、副作用も少ない

医療レーザー脱毛

脱毛によってすそわきがの症状が軽減する場合があります。

  • 毛穴周辺のアポクリン腺にもダメージを与え、汗の分泌を抑制
  • 確実な効果は期待できないが、症状軽減の可能性がある
  • 複数回の治療が必要
  • 他の治療と併用することで相乗効果が期待できる

ビューホット治療

ラジオ波を使用して、アポクリン腺とエクリン腺の両方を同時に治療する方法です。

  • ニオイの原因となるアポクリン腺と汗の量の原因となるエクリン腺を同時に治療
  • 非侵襲的な治療法で、ダウンタイムが少ない
  • 複数回の治療で効果を実感(効果には個人差があり

外科手術(最終手段)

最も確実な効果が期待できる治療法ですが、侵襲性が高いため慎重に検討する必要があります。

  • ワキガ手術(剪除法、皮下組織削除法など)の応用
  • 永続的な効果が期待できる
  • 傷跡が残る可能性がある
  • 回復期間が必要

すそわきがの対策は、日常的なケアから始め、症状が改善しない場合は専門医に相談し、適切な治療法を選択することが重要です。個人の症状や生活スタイルに合わせて、最適な対策方法を見つけることが大切です。

受診の目安と病院の選び方

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すそわきがで悩んでいる方にとって、適切な時期に専門医に相談することは重要です。
以下に、婦人科医の視点からの受診の目安と相談先について詳しく説明します。

受診を検討すべき状況

以下のような症状や状況がある場合、専門医への相談を検討しましょう:

  • 日常的なケアや市販の対策品を使用しても改善が見られない
  • 臭いが強く、日常生活や人間関係に支障をきたしている
  • デリケートゾーンに異常な痒みや痛み、発疹などがある
  • パートナーから臭いを指摘された
  • 自己診断でははっきりとした原因がわからない
  • 生活の質が低下し、心理的な負担が大きい

適切な相談先の選び方

すそわきがの相談は主に皮膚科で行われますが、関連する症状によっては婦人科での相談も可能です。

皮膚科を選ぶ場合

皮膚科では、すそわきがの診断や治療に加えて、他の皮膚疾患との鑑別も行います。専門的な知識と経験を持つ医師が、適切な診断と治療方針を提案してくれます。

  • わきがやすそわきがの治療に実績のある皮膚科を選ぶ
  • 女性医師がいるクリニックを検討する
  • 治療メニューが充実しているクリニックを選ぶ

婦人科を選ぶ場合

婦人科では、すそわきがに加えて、おりものの異常や膣内環境の問題も含めた総合的な診断が受けられます。

  • 臭い原因や症状が自分で判断できない場合
  • デリケートゾーンの臭いに加えて、おりものの異常や痒みなどがある場合
  • 膣内環境の乱れが疑われる場合
  • 婦人科疾患との鑑別が必要な場合
  • 女性医師による診察を希望する場合

受診時の準備と注意点

  1. 事前に症状や気になる点をメモしておく
  2. いつから症状があるか、どのような状況で悪化するかなどの情報を整理する
  3. 普段の生活習慣や使用している製品について説明できるよう準備する
  4. 恥ずかしがらずに、詳細な症状を医師に伝える
  5. 必要に応じて、パートナーや家族に同伴してもらう

女性医師による診察の選択肢

デリケートな悩みであるため、女性医師による診察を希望する方も多いでしょう。一部のクリニックでは、女性医師による「すそわきが外来」を設けています。当院でも女性医師がデリケートゾーンの臭い、すそわきがの相談に対応しています。

 

よくある質問

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Q1: すそわきがは病気ですか?

A1: すそわきがは病気ではなく、個人の体質に関連するものです。しかし、臭いが気になる場合は、対策や治療を検討することで生活の質を向上させることができます。

Q2: すそわきがは治りますか?

A2: 完全に体質を変えることは難しいですが、適切なケアや医療的治療によって症状を大幅に改善することが可能です。特にミラドライ治療などは高い効果が期待できます。

Q3: すそわきがのセルフケアで最も効果的なのは何ですか?

A3: デリケートゾーンの清潔を保つこと、通気性の良い下着を選ぶこと、アンダーヘアの適切な処理を行うことが基本的で効果的なセルフケアです。また、食生活の見直しも重要です。

 

まとめ~すそわきがを正しく理解し改善するために~

すそわきがは、デリケートゾーン特有の臭いが発生する症状で、アポクリン汗腺から分泌される汗と雑菌の繁殖が主な原因です。

遺伝的な要因や体質、生活習慣、ホルモンバランスの変化など、さまざまな要因が絡み合って発症します。この症状は他人に相談しづらく、一人で悩みを抱え込む方も少なくありませんが、適切なケアや治療によって改善することが可能です。

セルフケアとしては、デリケートゾーンを清潔に保つことや通気性の良い下着の着用、食生活の見直しなどが効果的です。また、症状が改善しない場合は皮膚科や婦人科、専門クリニックを受診し、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。

すそわきがはデリケートな悩みですが、適切な知識と対策で改善することができます。悩みを抱え込まず、専門医に相談することで生活の質を向上させる一歩を踏み出しましょう。当院では女性特有の悩みに寄り添い、一人ひとりに最適なアドバイスとサポートを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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院長 海老根真由美

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)

産婦人科医師・医学博士

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。

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