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【10代,20代の膣トラブル】膣の下側が痛い、会陰部が痛い切れる

【10代,20代の膣トラブル】膣の下側が痛い、会陰部が痛い切れる

この記事では、10代,20代の膣トラブルに関して症例を交えながら膣の症状と治療法に関して解説します。

少しでもお役に立てればと思います。ご心配な方は、是非診察にいらしてください。

10代,20代での若い人の膣の疼痛

膣の下が痛いなあ(切れる)
会陰部が痛いなあ(切れる)

年齢によって、状況によって治療が異なります。

そもそも膣の下…、会陰部(膣と肛門の間)ってどこ?

ピル内服していない場合

最近、やせ型の若い女性多いですよね。

拒食症や低栄養で膣が狭い人や会陰部の皮膚が薄い人を多く見かけます。受験などで長時間座りっぱなしの方もこのような状況も症状を悪化させているように思います。

血流不全によるものでしょうか?

月経がない方は、婦人科受診をお勧めします。

月経が普通にある方は、バランスの良いお食事(たんぱく質を含む)、積極的に足を動かす運動をお勧めします。

どうしても痛い方はモナリザタッチという膣レーザーを行ってよくなる方がいらっしゃいます。自費診療になります。

ピルを内服している場合

ピルを長期的に内服している方で、会陰部の皮膚が薄い方や疼痛を訴える方は多いです。

今から15年前にピルを8年間持続的に内服している患者様にお会いしたことがあります。その時の会陰部の薄さと膣萎縮にとても驚いた記憶があります。製薬会社に問い合わせても、そのような有害事象はないとの返答でしたが、どうしても気になって、その後ピル内服の患者様の診察を、会陰部を診ることを中心に行っています。

やはり、長期内服では皮膚が薄くなるように思います。
持続的に低エストロゲン状態を作り出すことによるものではと思っています。

ピル内服中で、会陰部の薄さが気になる方は内服を一時的に中断してみてはと思います。

しかしながら、長期的に低エストロゲン状態だった場合、状況が回復するのは時間がかかると思います。また、ピルを内服している理由によっては、中断が望ましくない場合もあります。

ぜひ、ピルを処方してくださる主治医にご相談していただきたいと思います。

ピルを中断しても、また継続しても、モナリザタッチのような膣レーザーは疼痛緩和や皮膚の血流障害の解除に役立っていると思います。切創になっている場合も有効であることが多いです。

ご心配ある方はご相談ください。

 

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