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「性交痛」膣と肛門の間(会陰部)が痛い!原因と治療法を紹介。

「性交痛」膣と肛門の間(会陰部)が痛い!原因と治療法を紹介。

▼はじめに

性交痛でいらっしゃる患者さんのほとんどが、この膣と肛門の間の会陰部の痛みです。この部分の疼痛の方には、初めての性交渉から痛い方、分娩の会陰切開によって痛みが出現した方、閉経後に皮膚が薄くなって痛みがひどくなる方がいらっしゃいます。

会陰部(上図参照)は、膣口と肛門の間で、個人差がありますが3~5cm程の部分です。他の大陰唇などと比較すると、個人差はありますが、薄い組織で切れやすい患者さんが沢山います。

 

▼性交痛による会陰部の痛みの原因

会陰は胎児の時に、左右が正中で合わさってできた部分です。
このため、会陰はもともと組織が弱く切れやすい部分で、性交渉中に引き延ばされると離れやすくなっている方もいらっしゃいます。

さらに膣口が狭い、皮膚膣炎・外陰炎がある場合は切れやすいのが特徴です。ただし、日常のデリケートゾーンケアを行い、膣炎・外陰炎がある場合は治療すれば、切れにくくなることがあります。
また性交渉を行っている最中に乾燥が進んでしまうのも会陰裂傷の原因の一つです。日常からの性交渉の回数が少なく、座っている時間が長いことによる血流障害がある場合、痛みを感じる方が多いです。

 

▼会陰部の痛みでお悩みの方の治療方法

治療としては、
【1】まず保湿とマッサージ、軟膏の塗布
【2】膣レーザー(モナリザタッチ)
【3】エムセラ(周囲の組織の血流改善のため)
【4】ハイドラクール(毛穴のウォーターピーリング)エレクトロポレーション
【5】外陰部の菲薄部位に各種成長因子の局所注射 など

このステップに従って治療を行っております。
個人差はありますが、治療を勧めることにより、症状はかなり改善していらっしゃいます。

ご心配な方は、是非診察にいらしてください。

 

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