小さい乳房でもマンモグラフィは受けられる？

小さい乳房はマンモグラフィで挟めない！？

マンモグラフィは撮影台と透明な圧迫板で乳房を挟んで撮影します。
「ご自分の乳房が小さいから挟めるか心配」「撮影台に乗せるほどないんですけど」と、とても心配そうにいらっしゃる方がいます。

お話を伺うと、受けたかったけど小さい乳房を心配してずっとためらわれていたと。

大丈夫です。

どんなに小さくてもマンモグラフィは撮影できます。

男性の乳がん検査でも使用されますのでどんなに小さい乳房でも問題はありません。
ただし、肋骨の形によっては撮影できない場合があります。

その他の注意事項

※心臓ペースメーカーの方は検査できません。
※豊胸手術の方は施術内容によっては検査できません。
※妊娠中の方は検査できません。

マンモグラフィは乳がんの初期症状の石灰化や手で触れられない小さなしこりを見つけることができます。当院では、マンモグラフィ撮影認定有資格の女性放射線技師が検査を行いますので安心して受けていただけます。

9人に1人が罹患する乳がん

日本女性の9人に1人がかかるといわれ、「がん」の中で日本人女性がもっとも罹患するが「乳がん」です。

2019年には年間97,142人が乳がんにかかり、2020年に14,650人が乳がんで亡くなっています。また、国内の乳がん検診受診率は、40％台と低い状況が続いています。一方で欧米のがん検診受診率70～80％と言われています。

早く見つけることが何より大事です。詳しくは下記の記事をご覧ください。

乳がん検診を受診しよう！

乳がんのリスクは誰にでもあります。早期に発見することが何より重要です。

自治体も無料で乳がん検診を受けられるようにサポートしています。

当院では港区乳がん検診を受け付けております。
港区在住の方はお手元にあるがん検診の案内をご覧になって、ぜひお受けください。

当院は医師をはじめスタッフもすべて女性です。
ご心配なこと、ご不明な点などありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

チェックポイント

乳がん検診の方法「マンモグラフィ」と「超音波検査」どっちがいい？

マンモグラフィ検査は、単独で乳がん死亡率減少効果が証明されている唯一の検診方法ですが、超音波を併用することによって乳がんの発見率が上昇しますので、セットで検査して頂くことをお勧めしています。

併せて下記の記事もご覧ください。

乳がん検診は必ず必要！？

診療に関して

当クリニックでは、LINEドクターを使ったオンライン診療も受け付けております。

時間がない・遠方にいる等、ご来院が難しい方はオンライン診療をご利用下さい。
※土日祝日も診療しています。