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生理・妊娠

妊娠の可能性があるのに風邪っぽい(喉・咳・鼻水・微熱)まず治す⇒産婦人科受診と薬の考え方。

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生理予定日前後〜妊娠初期の時期に、

風邪のような症状(喉の痛み・咳・鼻水・微熱)

が出ると、「妊娠?それとも風邪?」

と不安になりますよね。

 

ただ、最初に結論です!

妊娠しているか不安でも、いまの体調(風邪・感染症)をこじらせないことが最優先です。
妊娠の有無にかかわらず、つらい状態を放置すれば体への負担が増えます。

この記事内容について

この記事では
「妊娠かどうかの断定」ではなく、
迷ったときに安全に動ける順番
を整理します。

“まず産婦人科受診”

“妊娠は検査で確認”

“必要なら治療”
です。
Check point

妊婦さんの合併症は産婦人科を選びます。
内科受診が必要な時は、内科医に紹介状を書きます。

この記事はこんな方へ

  • 妊娠の可能性がある時期に、喉・咳・鼻水・微熱が出て判断に迷っている(未確定層)

  • 風邪薬を飲んだ/飲みたいが不安で、受診・薬・検査の順番を知りたい

  • 妊娠が確定している(妊婦)けれど、風邪症状があり受診目安を整理したい

 

目次

まず前提:妊娠の不安があっても「病気は治す」が最優先

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医師として最も大切なのは、次の考え方です。

  • 風邪・感染症は放置せず、早めに回復させることが大事です。
  • 妊娠の有無にかかわらず、高熱・脱水・呼吸がつらい状態などは体に大きな負担になります。
  • 妊娠の可能性があるときは、受診時に必ず 「妊娠の可能性があります」 と伝えることで、検査や薬の選択が安全に進みます。
  • 妊娠の可能性が少しでもある場合は、産科医(産婦人科)への相談が最も確実です。

 

【結論】迷ったらこの順番

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  1. 赤旗(危険なサイン)があれば今すぐ受診
  2. 赤旗がなくても、不安が少しでもあるなら受診して相談(早めに治す)
  3. 妊娠の可能性があるなら、受診時に必ず 「妊娠の可能性があります」 と伝える
  4. 妊娠は症状では確定できないため、検査は“適切な日”に行う(必要なら再検査)

 

受診の緊急度は2段階で考えよう

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妊娠の可能性があるかどうかに関係なく、下記は受診の目安です。

迷うときほど、自己判断で抱え込まず受診してください。
受診時は必ず 「妊娠の可能性があります」 と伝えましょう(可能なら 産婦人科 へ)。

緊急度/症状/今すぐやること

緊急度 こんな症状 今すぐやること
1.今すぐ(救急含む) 息苦しい/胸が痛い/呼吸がつらい、意識がもうろう、立てないほどぐったり、水分が取れない(脱水)、38℃以上の高熱が続く、(妊娠の可能性がある場合)強い下腹部痛/出血が増える/片側だけの強い痛み 至急受診(夜間は救急も検討)。
最初に「妊娠の可能性があります」と伝える
2.早め(できれば今日〜明日) 咳・喉・鼻水がつらい、熱が続いてしんどい、眠れない、悪化してきた/長引いている、妊娠かもで不安が強い 早めに受診して相談(可能なら産婦人科)。
妊娠可能性を申告し、早く治す方針で整理する

症状だけで「妊娠/風邪」は断定できない。だから“行動”で迷いを減らす

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妊娠初期でも、熱っぽさ・だるさなどの体調変化が起こることがあります。

一方で、風邪(感染症)でも同じような症状が出ます。

そのため、症状だけで決めつけないことが安全です。

妊娠初期症状の全体像(他の症状も含めて整理したい方)は当院の総合ガイドも参照してください。

>>妊娠初期症状はいつから?チェックリスト20

 

風邪寄りのヒント:喉・咳・鼻水など“呼吸器症状”がはっきりあるか?

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目安としては次の通りです。

  • 喉の痛み・咳・鼻水がはっきりある:風邪(感染症)寄りが多い
  • 呼吸器症状が弱く、熱っぽさ・だるさ中心:妊娠初期の体調変化でも起こり得る

Check:ただし、妊娠中でも風邪はひきます

だからこそ「妊娠かも」と思っても、風邪対応を後回しにしない(まず治す)のが安全です。

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「生理前症状と妊娠初期症状の違い」の整理は当院記事でも扱っています。

>>生理前症状と妊娠初期症状との見分け方

【1分で整理】迷わない行動フロー(この記事の結論)

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Step1:今すぐ受診レベルの症状(表の上段)がある?

  • ある
    → すぐ受診(妊娠の可能性を必ず伝える)

  • ない
    → Step2へ

Step2:つらい/不安が強い/長引く・悪化してきた?

  • はい
    → 早めに受診して相談(できれば今日〜明日)

  • いいえ
    → 迷うなら受診でOK(妊娠の可能性がある場合は産婦人科が確実)

Step3:受診時の鉄則

  • 受診時に必ず 「妊娠の可能性があります」 と伝える

  • 妊娠の可能性が少しでもある場合は、相談先として 産科医(産婦人科)を推奨

 

妊娠検査薬:いつから?

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一般的な目安は次の通りです。

  • 生理予定日当日:早いと陰性でもあり得る・月経が来なければ3日後再検査

  • 生理予定日+数日:反応し始める人が増える

  • 生理予定日+1週間前後:判定が安定しやすい

Check point

陰性で生理が来ない場合は、数日〜1週間あけて再検査が基本です。

詳しい考え方は当院の解説を参照してください。

妊娠検査薬はいつから正確?(最短〜陰性が続くまで)

 

市販薬はどうする?(妊娠可能性あるなら“医師、特に産科医”に相談が基本)

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妊娠の可能性があるときは、薬の判断を自己判断で進めないことが大切です。

相談先は原則として 医師。妊娠に関する判断は 産科医(産婦人科医)に確認するのが最も確実です。

Check point

内科受診が必要な場合は、産婦人科医から内科への紹介状を作成します。

妊娠に気づく前に飲んでしまった…赤ちゃんに影響は?

結論として、1回飲んでしまっただけで、すぐ重大な結果につながるケースは一般的に多くありません。

ただし薬の種類・量・体調・週数によって注意点は変わるため、次をメモして産婦人科受診時に医師へ確認してください。

  • 薬の名前(分かれば成分)
  • 回数・量・最後に飲んだ時間
  • 体温の推移、いまの症状
  • 生理予定日(または最終月経日)

これから飲んでもいい?

妊娠の可能性がある場合、安全を期して自己判断での連用は避け、医師に相談しましょう。

つらさを我慢して悪化させるより、早めに適切な治療を受けることが、結果として安全につながります。

 

受診先はどこ?(妊娠の可能性があるなら「まず産婦人科」が基本)

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妊娠の可能性があるときは、産科医(産婦人科)に相談するのが基本です。

妊娠の可能性を踏まえた上で、必要な検査や薬を選べます。

Check point

一方、咳・喉・鼻水などの呼吸器症状が強い場合、内科や耳鼻科が適することもあります。

その場合でも、受診時に必ず 「妊娠の可能性があります」 と伝えてください。

※妊娠が分かったら早めの受診が大切な理由は当院記事で詳しく解説しています。

>>妊娠初期に早めの受診が大切な理由

 

【コピペ可】受診時に伝えるメモ

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  • 妊娠の可能性があります(生理予定日:○月○日/最終月経:○月○日)
  • 症状:喉の痛み/咳/鼻水/微熱(いつから:○日前)
  • 体温の推移:最高○℃(○日)
  • 飲んだ薬:○○(回数:○回、量:○、最後に飲んだ時間:○時)
  • 相談したいこと:妊娠可能性がある場合に使える薬か/受診の優先順位

 

妊娠が確定している方へ「風邪っぽいときの考え方」

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妊娠が確定している場合も基本は同じです。

母体の体調を整えることが最優先。

Check point

高熱、息苦しさ、水分が取れないなどがあれば我慢せず早めに受診し、妊娠中であることを伝えたうえで適切な治療を受けましょう。

 

よくある質問(FAQ)

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Q1. 風邪っぽい=妊娠のサインですか?

症状だけでは確定できません。

迷うときは、 “まず妊娠検査薬で妊娠の有無を確認して、風邪を治す”です。

Q2. 妊娠の可能性があるのに受診していい?

もちろんです。むしろ 不安が少しでもあるなら受診して相談 が大切です。

受診時に妊娠の可能性を伝え、可能なら 産婦人科(産科医) へ。

Q3. 風邪薬を飲んでしまった後に妊娠が分かりました

1回の服用だけで重大な結果につながるケースは一般的に多くありません。

ただし薬の種類・量・週数で判断は変わるため、薬名・回数・量・日時をメモして医師(産科医)へ確認しましょう。

Q4. 検査薬が陰性。でも生理が来ない…

早すぎる/排卵がずれたなどで陰性が続くことがあります。

数日〜1週間あけて再検査が基本です(詳しくは当院記事へ)。

Q5. 高熱が続くと流産が心配です

不安なときほど我慢せず早めに受診してください。

赤旗(高熱・脱水・呼吸苦)がある場合は特に受診優先です。

 

まとめ:迷ったら「まず治す」→「妊娠は検査で確認」→「産科医に相談」

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  • 妊娠の不安があっても、風邪・感染症はこじらせない(まず治す)

  • 妊娠は症状では確定できないので、検査は適切な日に

  • 受診時は必ず 「妊娠の可能性があります」 と伝える

  • 妊娠の可能性がある場合は、相談先として 産科医(産婦人科)を推奨します

Check point「我慢せずに早めに受診!」

つらい症状を我慢して悪化させるより、早めに医療機関へ。

少しでも不安があるときは、ひとりで抱え込まずご相談ください。

 

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院長 海老根真由美

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)

産婦人科医師・医学博士

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。

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