外陰部腫瘤(いぼ)、尖圭コンジローマ
外陰部腫瘍(いぼ)、尖圭コンジローマ、バルトリン腺膿瘍、ヘルペスなど、毎日、たくさんの外陰部の治療を希望される患者さんがいらっしゃいます。
外陰部腫瘤には、性病の尖圭コンジローマや単発の良性のいぼの場合があります。伝染性軟属腫の方もまれでありますが、いらっしゃいます。
当クリニックでは、年間150件ほどのレーザー治療を実施しており、受診当日に切除可能です。言い出しにくくて、長年悩んでいた方も、お気軽にご相談ください。どのような種類の腫瘤かを病理学的診断を行い、切除いたします。
レーザー治療の流れ
- 診察して、位置や大きさを確認致します。
- 局所麻酔を行います。
- 腫瘍を切除します(麻酔を使用するため痛みはありません)。
- 腫瘍を病理検査に提出します。
- 止血を確認して、外用薬を塗布します。医療用レーザーを使用して止血しますので、きれいな傷で安全に処置できます。
- 1週間後に、創部確認します。
- さらに1週間後に来院していただき、病理結果をお伝えします。状況により追加治療を行う場合もあります。
外陰部の腫瘍は軟部組織であるため、比較的きれいに治ります。
その他、気になる点がございましたら、お気軽にご質問ください。
保険証をご持参の上、ご来院くださいませ。
良性のいぼ
上記同様に、局所麻酔でレーザー治療により切除することができます。
外陰部の腫瘤性病変の場合、内診台での処置が安全です。
切除は、皮膚科では見せにくい場所で困っている方も多いと思います。
当日予約で処置をすることができます。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマとは、性病の一種で、HPV(ヒトパピローマウィルス)6型、11型が原因で性器にイボのようなぶつぶつができる病気です。
膣壁、子宮口にも病変が広がっている場合も多いので、子宮鏡で正確に病変を確認することが大切です。
当院では、しっかり治療ができるレーザーによる治療をおすすめしております。
再発する確率も高いため、翌月に再発がないか確認させていただきます。
小さな再発の場合はベセルナクリームが有効な場合もあります。
HPVワクチン(シルガード、ガーダシル、サーバリックス)で予防ができます。
感染前に3回のワクチン接種(年齢によっては2回)が完了するようにしましょう。
凍結療法及び軟膏治療でも治療が可能ですが、レーザーの方がより短期間でよくなることが多いです。
通院回数目安
レーザー治療 | 平均1~2回 |
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凍結療法 | 平均4~5回 |
※あくまで目安です。症状によって個人差があります。
難治性コンジローマの場合
コンジローマが何度も再発されている場合、ベセルナクリームで治癒可能かレーザー治療が治癒しやすいかを判断させていただきます。レーザー治療後は、ベセルナクリームを併用する場合と、患部の潰瘍化が強い場合は経過観察する場合があります。
自費になりますが、膣内ラクトバチルスが存在しない場合は、HPVウィルスの治療のためにラクトバチルスの膣錠を使用していただくと、再発が防げる場合もあります。外来でご相談ください。
保険適用治療
尖圭コンジローマや腫瘍の治療は保険適用となります。
膣や子宮口に広がっている尖圭コンジローマの場合は、1度ですべてを処置しきれない場合もあります。
小さな尖圭コンジローマの治療は短時間であることが多いため、症状がある方は早めに受診してください。
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当院の特徴
※8:30 - 17:00まで
また待合室での混雑を軽減することができます。
オンライン診療
当院は皆様の健康と快適な生活をサポートするため、オンライン診療サービスを提供しております。
オンライン診療は、体調が悪く外出が辛い時や感染症リスクを減らしたい時、ご自宅から医師の診療を受けることができます。移動時間や待合室での待ち時間を削減できます。
※LINEドクターはLINEのビデオ通話を通じた医師の診療、お薬の処方、配送までワンストップで受ける事ができるオンライン診療サービスです。
※医師からの指示により、通院が必要となる場合があります。
医院概要
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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8:30 - 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
15:00 - 19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | ▲ | ▲ |
▲ 15:00 - 17:00