肛門周囲のコンジローマ
更新日:2024.10.26
肛門周囲のコンジローマはどうしてなるの?
尖圭コンジローマの中でも、肛門周囲のコンジローマに悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。
ほとんどの方は、肛門での性交渉の経験はないようですが、なぜか肛門周囲に広がっていくタイプのコンジローマの方がいらっしゃいます。
外見上、痔と異なるのは、いぼのトゲトゲした感じの有無です。
よくお話を聞いてみると、排便時にティッシュペーパーでこすって広がってしまう方がいらっしゃるようです。
尖圭コンジローマの治療
コンジローマを早期に発見した場合は(1㎜以下)、ベセルナの塗布。
それより大きく多発した場合は、凍結療法やレーザー治療が治癒が早いです。
肛門周囲の場合、排便のたびに広がることが多いので、早めの治療をおすすめします。
外陰部や肛門周囲のいぼ。気付いたら早めにご相談ください。
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白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)
産婦人科医師・医学博士
埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。