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膣の中にいる常在菌を強くする「ラクトサプリ」におい・かゆみ・膣炎、性病予防、陰部の不快感ケアのために

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ラクトサプリの取り扱いを開始します。

膣の中にいる常在菌を強くすること=膣内ラクトバチルスを沢山定着させること

女性の健康のために、非常に大事なことだと思います。
食生活や生活習慣も大切ですが、サプリの助けを借りてもいいなあと思っています。

その理由は、

  1. におい、かゆみなどの不快な症状を呈する膣炎にさせない(月経前の小さなお子様~閉経後の膣炎まで)
  2.  妊娠するまで、出産するまで、きれいな膣内、子宮内環境を保つ
  3. 膣内子宮内感染症の予防、性病予防

1. におい、かゆみなどの不快な症状を呈する膣炎にさせない

どうして膣炎になるのかは、とても説明が難しいです。

<小さなお子様>

小さなお子様、4歳くらいから膣炎になって婦人科に受診するお子様がたくさんいらっしゃいます。お砂場で遊んだ後、上手にお風呂で洗えないなど理由はあると思いますが、小児科では対応できずに、婦人科を受診するお子様がいらっしゃいます。多くは、細菌性膣症です。抗生物質の外用薬で治療するのですが、難治性の場合や頻繁に繰り返す場合は、とてもかわいそうに思います。小さなお子様は膣内治療が難しいため、ラクトサプリのようなサプリの内服が有効だと思います。その後のラクトバチルスの定着のサポートになると思います。

<初経が始まる前のお子様>

10歳くらいの初経が始まる前のお子様でも、時々膣炎になる方がいらっしゃいます。膀胱炎と膣炎が併発する方がいらっしゃいます。抗生物質の内服、外用薬で治療を行うのですが、膣内のラクトバチルスがいない場合が多く、この年齢の場合もラクトサプリのようなサプリの内服が有効だと思います。

<性交渉後の膣炎を繰り返す方>

特定のパートナーであるにもかかわらず、性交渉のたびに膣炎でいらっしゃる患者様がいらっしゃいます。ご主人がパートナーの場合、また、挙児希望の患者さんはとても困っていらっしゃいます。毎回抗生剤の膣坐薬で治療するのですが、その後の妊娠のことを考えると、抗生剤の除菌治療の後に膣内子宮内環境を整えるためにラクトバチルスのサプリを使用するとは良いことだと思います。

<性交渉と関係なく、寝不足や疲れで膣炎を繰り返す方>

仕事が忙しく、お休みも不規則でなかなか取れない、睡眠不足が続いているという理由で膣炎を繰り返す方がいらっしゃいます。膣培養検査を行うとラクトバチルスはなく、置き換わった雑菌だけが検出されることがあります。このような患者さんの膣内環境改善のために、ラクトバチルスのサプリを使用するとは再発を防げる可能性があると思います。

<月経不順で膣炎を繰り返す方>

月経不順の患者様の場合、いつ月経が来るかわからないため長期的にナプキンを使用することにより、かゆみが生じる方がいらっしゃいます。原因は群れによる膣炎。このような患者様にも、ぜひラクトサプリをお勧めしたいと思います。

<風邪や体調不良で免疫力が落ちるたびに膣炎になる方>

インフルエンザに罹った、風邪に罹った、膀胱炎になったなど、免疫力が落ちるたびに膣炎を繰り返す患者様がいらっしゃいます。調子が悪くなったら、すぐにラクトサプリの内服をお勧めします。膣内の善玉菌の保持に役立つと思います。

<更年期後の膣炎やにおいが気になる方>

月経がなくなった後に、膣のにおいが気になる方が多数いらっしゃいます。年齢とともに善玉菌であるラクトバチルスがいなくなることが原因かもしれません。ラクトサプリによるケアが効果的かもしれません。

2. 妊娠するまで、出産するまで、きれいな膣内、子宮内環境を保つ

私は埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターで働いておりました。
重症だけを扱うこの病棟で、最も多い患者さんは、切迫早産。特に妊娠22週以降32週未満の小さな500g~1500g未満の赤ちゃんの出産には、とても心が痛みます。

帝王切開術であっても、普通の帝王切開術の方法とは全く異なり、麻酔も子宮の切開方法も異なります。そして、早産の原因の多くは絨毛羊膜炎が関与しています。つまり、子宮内感染症です。どうして、いつからこの感染症が発症しているのか、妊娠後に母体搬送させてから担当医になる産科医の私にはわかりませんでしたが、20年以上前から不妊治療後の方が多い印象にありました。

最近、不妊症、特に着床不全の患者さんや繰り返す流産の患者さんの子宮内ラクトバチルスが非常に少ないという報告もあるということを知りました。そしてその子宮内のラクトバチルスの増加に、ラクトサプリが助けになる可能性があることを知りました。素晴らしい!夢みたい!と感激しました。

長年、心のどこかに引っかかっていた、脳の片隅に置き去りにされた謎が解けてすっきりしました。

赤ちゃんの頃から出産するまで、腸内細菌や子宮内細菌叢をよくする生活習慣や、食事療法、運動療法、そしてサプリメント。良さそうなものは、なんでも取り扱って少しでも「家族の健康」のお手伝いをさせて頂こうと心に決めました。

3. 膣内子宮内感染症の予防、性病予防

そして、膣内環境のお話をすると、どうしても性病や性交渉後の感染症のお話が出てきます。

確かに、性病になる原因菌を持つことはよくない。そして、抗生剤で治療できるものは治療する。でも、そのあとにどうやって善玉菌であるラクトバチルスを保有することができるのか?ラクトバチルスはどこから来るの?

ラクトバチルスを含有する食事。味噌、お漬物、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品。
そして、同時に取る食物繊維により、より培養しやすい環境が整う。

抗生剤の治療後に、こんな食生活とラクトサプリ。
やって悪いはずがない。そして、お風呂で身体を温めて、ゆっくり睡眠をとって、適度な血流循環のための運動。

しばらく希望のある患者さんには、除菌後のラクトサプリを提供しようと思っています。

どんな、ラクトバチルスのサプリがいいか?

それぞれ好みがあると思います。

今回、海老根ウィメンズクリニックでは、

・生菌のラクトバチルス含有

・腸まで届くカプセル設計

・子宮内に定着する可能性のあるラクトバチルス

という理由で、ラクトサプリを導入することにしました。
大学時代に一緒に働いていた女性医師のお父様が開発した、ご縁を感じた私の納得の一押しのサプリです。

 
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院長 海老根真由美

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)

産婦人科医師・医学博士

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。

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