タンポンの取り忘れ
更新日:2023.12.25
時々、においが気になるということで、来院される方がいらっしゃいます。
原因は、タンポンの取り忘れ。
特に、夏になるとナプキンが煩わしく、タンポンを使用する方が増えると思います。
過去には数週間、数カ月取り忘れていたといった事例もありました。
膣内タンポン確認方法
まず異変に気づいたら焦らずに、清潔な手指の状態でタンポンの有無を確認しましょう。タンポンを引き抜くヒモが見当たらない場合は、鏡を活用しながら中指や人差し指をゆっくり膣内に挿入し、ヒモや本体を探してみましょう。
それでも見つからない場合やご心配の方は、お早めにご受診ください。
長い時間が経つと、膣炎になってしまうことがあります。
腟内異物の抜去
腟内異物の抜去は自費診療になってしまいます。
また、コンドームが膣の奥に入ってしまった場合も、外来ですぐに抜去できますので、心配なさらずご受診くださいませ。当クリニックは土日祝日も診療しており、担当医師は全て女性です。
タンポン使用時の注意事項
タンポンの長時間の使用や取り忘れにより、膣内の細菌が増殖し、強い臭いや膣炎、大変稀ですが高熱やショック症状などを引き起こすトキシックショック症候群(TSS)発症の可能性がありますので、タンポンは正しく使用しましょう。
タンポンの使用説明書をチェック!
清潔な手指で使用すること、連続して使用しない、使用時間を守るなど必ず購入したタンポンの使用時の注意事項に使用方法や使用時間(多くの場合4時間~8時間)の記載があるので、必ず確認しましょう。
また就寝前に使用する場合、タンポンを使用していることを忘れて長時間使用するケースも多いので注意しましょう。
月経血カップ
タンポンやナプキンの代わりとして、月経血カップもオススメしております。
半永久的に使用でき、災害時や緊急時にも大変有効な経血カップです。
気になる方は下記の記事をご覧ください。
診療に関して
当クリニックでは、LINEドクターを使ったオンライン診療も受け付けております。
また医師は全て女性ですのでご安心して診察にいらしてください。
時間がない・遠方にいる等、ご来院が難しい方はオンライン診療をご利用下さい。
※土日祝日も診療しています。
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白金高輪 海老根ウィメンズクリニック
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東京都港区高輪1-2-17 高輪梶ビル5,6,7F
03-5789-2590
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白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)
産婦人科医師・医学博士
埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。