甲状腺の病気とは?女性に多い原因・症状、更年期やうつ病との違いを婦人科女医が解説!
更新日:2025.05.27
女性に多い「甲状腺の病気」―実は婦人科・女性内科と深く関係しています
「甲状腺の病気は内科の領域」と考える方が多いかもしれません。
けれど実際には、甲状腺の病気は女性に非常に多く、月経不順・不妊・妊娠中の不調・更年期障害など、女性のライフステージ全体に大きく関係しています。
白金高輪海老根ウィメンズクリニックでも、
「更年期かと思っていたら甲状腺の病気だった」
「うつ症状と思って内服していたが、実は甲状腺機能低下が原因だった」
といった患者様をたくさん診てきました。
当院は、産婦人科と女性内科を併設しており、女性特有のホルモンバランスの乱れや体調不良に対して、内科的・婦人科的な観点の両面から診療できる体制を整えています。
この記事では、甲状腺の働きや、女性ホルモンとの関係、代表的な病気とその症状、誤診を防ぐためのポイントなどを、専門的な視点からわかりやすくご紹介していきます。
目次
甲状腺とは?全身の代謝を調整する「小さくても大切な臓器」

※画像はイメージです
甲状腺の位置・形・役割
甲状腺は、首の前面の低い部分にある薄くやわらかい臓器で、羽を広げた蝶のような形をしています。
気管に巻き付くようについており、大きさは約4cm、重さは10〜20gと小さいですが、全身の新陳代謝やエネルギー調節を担う「甲状腺ホルモン(T3・T4)」を分泌する重要な臓器です。
また、カルシウムの量を調整する「カルシトニン(CALCITONIN)」というホルモンも、甲状腺の中にあるC細胞から分泌されます。カルシトニンは、血液中のカルシウムを減らすように働き、骨の健康を守る役割もあります。
この甲状腺ホルモンは、
脳の視床下部→下垂体→甲状腺
というホルモン分泌の司令塔からの連携によってコントロールされています。
※画像はイメージです
視床下部から「TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)」が分泌され、下垂体が「TSH(甲状腺刺激ホルモン)」を出し、最終的に甲状腺がホルモン(T3・T4)を作るという流れです。
甲状腺ホルモンの主な働き
甲状腺ホルモンの主な働きには、次のようなものがあります。
- 代謝を促進し、エネルギーの消費を一定に保つ
- 脈拍や体温、自律神経のバランスを整える
- 子どもの身体的・精神的な成長を助ける
このように、甲状腺は“全身のエンジン”とも言える臓器です。
そのため、ホルモンの分泌が多すぎても少なすぎても、身体にさまざまな不調が現れることになります。
なぜ女性に甲状腺の病気が多いのか?―性差と女性ホルモンの関係

甲状腺の病気は男性よりも女性に多く見られます。たとえば以下のようなデータがあります。
バセドウ病(機能亢進症)
・男女比 約1:4.6
・20〜30代女性に多い
橋本病(機能低下症)
・男女比 約1:16.6
・30〜50代の女性が6割以上
甲状腺がん
・男女比 約1:3
これらの疾患は自己免疫性疾患に分類され、女性ホルモンの影響が免疫系に作用して発症リスクを高めていると考えられています。
女性ホルモンと甲状腺ホルモン
また、甲状腺ホルモンは女性ホルモンとも相互に影響し合うため、次のようなケースで甲状腺ホルモンが関与するケースが見られます。
- 月経周期の乱れや無月経
- 排卵障害や不妊
- 妊娠中のホルモンバランス変化
- 産後の甲状腺炎(産後うつと誤解されがち)
- 更年期のホットフラッシュ・倦怠感との類似症状
当院の取り組み/妊娠希望や妊婦健診時に甲状腺をチェック

当院では、女性のライフステージと甲状腺疾患との深い関係性を踏まえ、以下のような取り組みをおこなっています。
1.挙児希望の患者様に対して
甲状腺機能の採血検査を実施。状況に応じて治療を実施します。
2.妊娠初期の患者様に対して
甲状腺機能の採血検査を実施。胎児に影響がないように治療を実施します。
3.潜在性甲状腺機能低下症や妊娠性
過性甲状腺機能亢進症を早期に発見します。
4.必要に応じて
甲状腺超音波検査も実施します。
5.バセドウ病や甲状腺がんなど治療が必要な場合
提携医療機関への紹介体制も完備しています。
ポイント:胎児の発育や妊娠経過に影響
妊娠中に甲状腺機能が乱れると、胎児の発育や妊娠経過に影響が出ることもあるため、早期の診断と対応が重要です。
次では、甲状腺の病気を「ホルモン異常」「炎症・形の変化」「腫瘍」の3つに分類し、代表的な疾患について詳しく解説します。
甲状腺の病気の分類と代表的な疾患の解説

甲状腺の病気は非常に多くの種類がありますが、以下の3つのグループに分類することで理解しやすくなります。
1.甲状腺ホルモンの分泌異常(多すぎる or 少なすぎる)2.甲状腺の構造の変化(腫れ・しこり・炎症など)
3.腫瘍(良性・悪性)
それぞれのタイプによって現れる症状や治療法が大きく異なるため、適切な診断と鑑別が重要です。
ここでは代表的な疾患を中心にご紹介します。
甲状腺機能低下症(橋本病)
概要
甲状腺ホルモンの分泌が不足することで全身の代謝が落ち、さまざまな不調が現れます。最も多いのが橋本病(慢性甲状腺炎)で、30〜50代の女性に多くみられます(男女比1:16.6)。
主な症状
- 強い疲労感、倦怠感
- 気分の落ち込み、意欲の低下
- むくみ、寒がり、体重増加
- 月経異常、不妊
- 便秘、眠気、皮膚の乾燥など
診断と治療
血液検査(TSH、FT3、FT4、TPO抗体など)と超音波検査で診断します。
治療は不足したホルモンを補う内服薬(レボチロキシンなど)が中心です。
当院での取り組み
当院では、不妊治療や妊娠初期の検査時にも橋本病を含む甲状腺機能低下症のスクリーニングをおこなっています。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
概要
今度は逆に、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、身体が“常にアクセルを踏んでいる”ような状態になる病気です。
代表がバセドウ病で、20〜30代の女性に多く見られます(男女比 約1:4.6)。
主な症状
- 動悸・頻脈、手の震え
- 暑がり、汗が多い
- イライラ、不眠
- 体重減少(食欲はある)
- 無月経、不妊、流産リスク
- 眼球突出(特有の症状)
診断と治療
血液検査(TSH、FT3、FT4、TRAbなど)とエコーで診断します。
治療は、抗甲状腺薬による内服治療が第一選択ですが、再発が多い場合は放射線治療や手術も検討されます。
当院での取り組み
当院では、バセドウ病の診断後、加療が必要な場合は、連携している専門医へご紹介しております。
妊娠に伴う甲状腺異常
妊娠初期には、hCGホルモンの影響で甲状腺機能が一時的に変動することがあります。
たとえば、
- 妊娠性一過性甲状腺機能亢進症
- 潜在性甲状腺機能低下症
は症状が出にくいため、検査しなければ見逃されることも。
当院での取り組み
当院では、妊娠初期の採血で甲状腺機能をチェックし、異常があれば追加検査やホルモン補充治療によるコントロールを実施しています。
甲状腺ホルモン異常は胎児の発育にも関わるため、慎重な管理が必要です。
まとめ:正しい診断と治療が大切!
甲状腺ホルモンは、女性の心身のバランスを保つうえで非常に重要です。
しかし、症状が多様であるため、「更年期かな?」「疲れているだけかも」と思って見逃されることも多いのが実情です。
次では、橋本病やバセドウ病以外の甲状腺疾患(炎症・腫瘍など)とセルフチェック方法をご紹介します。
その他の甲状腺疾患(炎症・腫瘍)

1.亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎などの炎症性疾患
甲状腺の炎症によって一時的に機能が乱れる病気もあります。これらは一過性の場合が多く、時間とともに自然に回復するケースもあります。
亜急性甲状腺炎
30〜40代女性に多く、ウイルス感染がきっかけになることもあります。
主な症状
- 首の痛み(触れると強く痛む)
- 発熱、疲労感
- 一時的な甲状腺ホルモン過剰(動悸・発汗など)
診断と治療
血液検査、甲状腺ホルモン値、エコー検査で診断します。治療は消炎鎮痛薬やステロイドを使い、数週間〜数ヶ月で回復することがほとんどです。
無痛性甲状腺炎
橋本病と関連のある自己免疫性疾患で、痛みはなく、機能が亢進 → 低下へと移行することが特徴です。
多くは自然軽快しますが、甲状腺ホルモンのバランスに応じて一時的な治療が必要になる場合もあります。
2.甲状腺腫瘍(良性・悪性)
甲状腺にしこりができる「腫瘍」も見逃せません。良性が多いものの、一部に悪性(甲状腺がん)が含まれるため、定期的な検査・フォローが大切です。
良性腫瘍
代表的なのは、濾胞腺腫(ろほうせんしゅ)などで、しこりがあっても血液検査では異常が出ないことが多く、発見が遅れることもあります。
- 基本は経過観察(定期的なエコー検査)
- サイズが大きくなった場合や悪性の可能性があるときは、穿刺吸引細胞診で精査
甲状腺がん(悪性腫瘍)
甲状腺がんは乳頭がん・濾胞がん・未分化がんなどがあり、乳頭がんは進行がゆっくりで予後良好なことが多い一方、未分化がんは進行が速く注意が必要です。
【当院での対応】
当院では、妊婦健診時などに甲状腺エコーを実施し、腫瘍が見つかった場合は速やかに専門病院へ紹介する体制を整えています。
「妊婦健診中に甲状腺がんが見つかる」というケースもあり、婦人科・内科を一体的に診られる当院だからこその対応が可能です。
甲状腺の病気かも?セルフチェックしてみましょう

甲状腺の不調は“なんとなくの不調”として現れるため、セルフチェックで気づくことが大切です。
▼甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の症状
- 動悸・頻脈がある
- 暑がり、汗が多い
- 手が震える、イライラする
- 食欲はあるのに体重が減る
- 月経が止まっている、不妊傾向
- 眼球突出がある
▼甲状腺機能低下症(橋本病など)の症状
- なんとなく疲れが取れない
- 顔や足がむくむ
- 寒がり、体重が増えてきた
- 便秘や眠気が強い
- 気分が落ち込みやすい
- 月経不順、不妊傾向
▼気になるしこり・違和感がある場合
- 首元にしこりがある
- 飲み込みづらい、詰まる感じがする
- 健診などで甲状腺の異常を指摘された
これらの症状に心当たりがある方は、内科または婦人科での相談をおすすめします。
【当院での取り組み】
当院では、首の触診・採血・エコーをセットで受けられる体制が整っており、早期発見に力を入れています。
次では、「更年期やうつとの違いをどう見分けるか」「甲状腺の検査・治療法」「当院の診療体制」について詳しく解説します。
更年期やうつ病との鑑別・受診先・検査と治療・日常生活の注意点

更年期やうつ症状と間違われやすい甲状腺疾患
甲状腺の病気は、「更年期障害」や「うつ病」と症状がとても似ているため、誤診されることがあるのが問題になっています。
実際、うつ病と診断され抗うつ薬を服用している方が、実はホルモン異常(甲状腺機能の低下)による不調だったというケースもあります。
一方、甲状腺ホルモンが過剰なバセドウ病では、「イライラ」「動悸」「不眠」「汗が止まらない」などの症状が起こり、更年期障害と見分けが難しくなることもあります。
甲状腺疾患と更年期障害の違い
症状
|
甲状腺機能亢進症(バセドウ病) |
更年期障害 |
発汗 |
一日中汗が止まらない |
ホットフラッシュ時のみ一時的に大量に出る |
動悸 |
安静時も脈が速くなる |
急にドキドキするが持続しない |
気分の波 |
イライラ・焦燥感が強い |
抑うつ・情緒不安定 |
月経異常 |
無月経・希発月経 |
周期が乱れる・経血量の増減 |
その他 |
手の震え、眼球突出、体重減少 |
冷え、めまい、肩こりなど |
「うつ病かも」と思っていたら、実は甲状腺機能異常だったということも
とくに橋本病(甲状腺機能低下症)では、以下のような精神的・身体的な不調が現れます。
- 強い疲労感・眠気
- 気分の落ち込み・やる気が出ない
- 集中力低下・思考が鈍る
- 体重増加・むくみ
これらはうつ病の症状に非常に似ており、検査を受けないと区別が難しいため、誤診されてしまうことも少なくありません。
甲状腺機能低下症とうつ病の違い
症状
|
甲状腺機能低下症 |
うつ病 |
気分の落ち込み |
ある(ホルモン異常による) |
ある(心理的要因による) |
睡眠 |
強い眠気・長時間寝ても疲れる |
不眠・中途覚醒が多い |
食欲・体重 |
食欲低下することもあるが、太りやすい |
食欲低下・体重減少が多い |
むくみ・寒がり |
明確にあり |
あまり目立たない |
血液検査 |
TSHやFT3・FT4に異常が出る |
基本的に異常はない |
鑑別のカギは「血液検査とエコー検査」

更年期障害・うつ病・甲状腺疾患を明確に区別するためには、血液検査と画像検査(エコー)がとても有効です。
当院では、以下のような診療体制を整えています。
- 甲状腺機能の血液検査(TSH・FT3・FT4・抗体など)
- 必要に応じて女性ホルモン(FSH・E2など)も同時に測定
- 甲状腺の超音波検査で形の異常・腫瘍の有無も確認可能
- バセドウ病・がんなど専門的治療が必要な場合は提携病院へスムーズにご紹介
婦人科・女性内科が併設されている当院だからこその強み

当院は、産婦人科と女性内科が一体となったクリニックであり、ホルモンバランスに関する不調全般を一か所で診療・検査できるのが大きな特徴です。
月経不順・不妊・更年期症状といった婦人科的な問題に加え、甲状腺疾患・高脂血症・貧血・自律神経症状なども、内科的な視点で包括的に診ることができます。
日常生活で気をつけたいポイント

食事
甲状腺に影響を与えるヨウ素(海藻類など)は、病状に応じて摂取制限が必要な場合もあるため、必ず医師の指示を仰ぎましょう。
運動・生活習慣
- バセドウ病など心拍数が上がりやすい方は無理な運動は控えめに
- ホルモンバランスが安定すれば、軽めの運動やストレッチは代謝の維持に有効
睡眠
- 機能低下症:長く寝ても疲れが取れにくい
- 機能亢進症:寝つきが悪く、途中覚醒しやすい
まとめ
生活リズムの調整+適切な治療で改善が期待できます。
甲状腺疾患を理解するためのFAQ

Q1. 甲状腺とはどこにある臓器ですか?どんな役割があるの?
A:甲状腺は首の前側、のどぼとけのすぐ下にある蝶のような形をした臓器です。甲状腺ホルモンを分泌し、代謝や体温調節、自律神経のバランスなど全身の機能を整える役割を担っています。
Q2. 女性に甲状腺の病気が多いのはなぜですか?
A:甲状腺の病気は、自己免疫の異常によって起こることが多く、女性はホルモンの影響で免疫系が変化しやすいため、発症率が高くなります。実際に、橋本病は男性の約16倍、バセドウ病も約4.6倍と、女性に顕著に多いです。
Q3. 甲状腺の病気にはどんな種類がありますか?
A:大きく分けて次の3種類があります。
- 甲状腺ホルモンの異常(多すぎる:バセドウ病、少なすぎる:橋本病)
- 甲状腺の炎症(亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎など)
- 腫瘍(良性:濾胞腺腫、悪性:乳頭がんなど)
Q4. 甲状腺の病気の症状にはどんなものがありますか?
A:甲状腺ホルモンの異常によって以下のような症状が現れます。
- 機能亢進(バセドウ病):動悸、手の震え、イライラ、体重減少、汗が止まらない
- 機能低下(橋本病):疲れやすい、寒がり、むくみ、気分の落ち込み、体重増加
症状が更年期やうつ病と似ているため、正しい鑑別が重要です。
Q5. 甲状腺の病気と更年期障害やうつ病はどう違うのですか?
A:症状が似ているため誤診されることもありますが、血液検査でホルモン値を測定することで鑑別できます。
たとえば、甲状腺機能低下症では強い眠気やむくみが目立ち、うつ病では不眠や食欲低下が主です。更年期障害ではホットフラッシュや一時的な感情の乱れが特徴です。
Q6. 甲状腺の病気かどうか、自分でチェックする方法はありますか?
A:首元の腫れやしこり、動悸・手の震え・体重の急な増減・月経異常などが気になる方は、甲状腺の病気が疑われます。
当院では、血液検査や超音波検査によって正確な診断が可能です。
Q7. 甲状腺の病気は何科に行けばいいですか?
A:内分泌内科が専門ですが、婦人科や女性内科でも初期対応が可能です。
当クリニックでは、婦人科と女性内科の連携体制により、月経・不妊・更年期などの症状と併せて、甲状腺機能も一緒に診断・管理できます。
Q8. 妊娠中や妊娠希望のときに甲状腺の検査は必要ですか?
A:はい、甲状腺ホルモンの異常は妊娠の維持や胎児の発育に影響します。当院では妊娠初診時や妊娠希望の患者様に対して、甲状腺機能の採血検査を実施しています。必要に応じてエコー検査や、専門医療機関へのご紹介もおこなっています。
まとめ/甲状腺疾患は、女性のライフステージ全体に関わる病気

甲状腺は小さな臓器ですが、ホルモンバランス・代謝・自律神経・女性ホルモンの調節など、私たちの心と体の健康にとって非常に大きな影響を与える臓器です。
そしてこの甲状腺の病気は、特に女性に多いという特徴があります。
- 月経不順や不妊に悩んでいたら、実は橋本病だった
- 更年期症状だと思っていたが、バセドウ病だった
- うつと診断され薬を飲んでいたが、ホルモンの不足だった
このようなケースは、実際に多く報告されており、正しい診断があれば治療によって大きく改善できる病気です。
「婦人科か内科かわからない」そんなときこそ、当院にご相談ください。

白金高輪海老根ウィメンズクリニックでは、産婦人科と女性内科を併設しており、
- 月経異常、不妊、更年期症状
- 妊娠中の体調管理や胎児への影響確認
- 自律神経の乱れや気分の落ち込み
- 健診で指摘された甲状腺の腫れ・しこり
など、女性の体調全体を包括的に診る体制を整えています。
また、当院では以下のような検査・連携も可能です。
・妊娠初期や挙児希望の方への甲状腺機能採血検査
・妊婦健診時に甲状腺超音波検査を実施し、腫瘍の早期発見
・潜在性のホルモン異常に対する経過観察や治療
・専門的治療が必要な場合の提携医療機関への紹介
不調を“年齢のせい”にせず、まずは一歩を!

「更年期だから仕方ない」「年齢的に疲れやすいだけ」と自分を責めていませんか?
実は、甲状腺ホルモンが原因の“治療できる病気”だったということも多いのです。
「婦人科か内科かわからない」
「不調が続くけど、どこに行ったらいいかわからない」
そんな方にこそ、私たちのクリニックにご相談いただきたいと考えています。
お気軽にご相談ください
女性は、月経、妊娠、出産、更年期とホルモンの変動が一生を通じて続きます。
その一方で、甲状腺ホルモンもまた、その変化に深く関与しています。
私たちは、女性の体と心の両面からサポートできるクリニックとして、あなたが健やかな毎日を送れるよう、丁寧に寄り添ってまいります。
ご予約について
予約制となっております。
【土日祝日も診療】全ての医師やスタッフは女性です。ご安心してご来院ください。
平日受診できない方に通院していただきやすいよう、毎朝8時30分から診療を受け付けています。
※最新の診療情報は「お知らせ」よりご確認ください
オンライン診療も対応しておりますので遠方の方やご来院が難しい方は是非ご利用ください。

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)
産婦人科医師・医学博士
埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。