店内写真
デリケートゾーン

潤滑剤を使っても性交痛が続くのはなぜ? 濡れにくさ・GSM・腟の狭さ感を女医が解説。

潤滑剤を使っても性交痛が続く理由

性交時の痛みがあり、潤滑剤を使っているのに痛みが続く。
そのようなお悩みはありませんか。

潤滑剤は、性交時の摩擦を減らすために役立つものです。

しかし、性交痛の原因が「濡れにくさ」や「摩擦」だけではない場合、潤滑剤を使っても痛みが残ることがあります。

特に更年期以降は、女性ホルモンの低下により、腟や外陰部が乾燥しやすく、刺激に弱くなることがあります。また、腟粘膜の萎縮、腟の柔軟性低下、炎症、皮膚トラブル、骨盤底筋群の緊張などが複合的に関係している場合もあります。

この記事では、潤滑剤を使っても性交痛が続く理由について、腟が濡れる仕組み、更年期・GSMとの関係、潤滑剤の選び方や使い方、腟が狭くなったように感じる理由、婦人科に相談した方がよいサインまで、医師の視点から解説します。

この記事でわかること

  • 潤滑剤を使っても性交痛が続く主な理由
  • 更年期・閉経後に濡れにくくなる身体の変化
  • GSMと性交痛・腟の乾燥の関係
  • 潤滑剤の種類・成分・使い方で注意したいこと
  • 「腟が狭くなった」と感じる背景
  • 婦人科に相談した方がよいサイン

潤滑剤を使っても性交痛が続くのはなぜ?

画像

潤滑剤を使っても性交痛が続く場合、痛みの原因が「滑りの不足」だけではない可能性があります。

潤滑剤は、性交時の摩擦を減らすための補助として使われます。濡れにくさや一時的な乾燥による痛みであれば、潤滑剤によって痛みが軽減することもあります。

一方で、次のような状態がある場合、潤滑剤だけでは痛みが十分に改善しないことがあります。

潤滑剤だけでは痛みが十分に改善しないケース

  • 腟や外陰部の粘膜が薄く、刺激に弱くなっている
  • 更年期や閉経後の変化により、腟が乾燥しやすくなっている
  • 腟や外陰部、尿まわりの皮膚に不調が起きている
  • 腟の柔軟性が低下し、挿入時に伸びにくくなっている
  • 炎症、感染、皮膚トラブルがある
  • 痛みへの不安で、骨盤底筋群に力が入っている
  • 潤滑剤の成分や使用感が粘膜に合っていない
  • 性交中に潤滑剤が乾き、途中から摩擦が強くなっている
チェックポイント

つまり、潤滑剤を使っても痛い性交痛は、単なる「濡れにくさ」だけでなく、腟や外陰部の状態、ホルモンの変化、筋肉の緊張、潤滑剤そのものの相性など、複数の要因が関係していることがあります。

痛みを我慢して性交を続ける必要はありません。
潤滑剤を使っても痛みが続く場合は、原因を確認し、ご自身に合ったケアや治療を考えることが大切です。

 

そもそも腟はなぜ濡れる?性交時の潤いが起こるメカニズム

画像

「腟が濡れる」という現象は、単に分泌腺から液体が出るだけで起こるものではありません。

性的な興奮が起こると、外陰部や腟まわりの血流が増えます。これにより、腟周辺の血管に血液が集まる「血管充血」が起こります。

血管充血とは、性的刺激によって腟や外陰部まわりの血管に血液が集まり、組織の水分含有量が多くなる状態になる反応のことです。その結果、血液中の液体成分が腟壁を通して腟表面ににじみ出る「滲出」が起こります。この滲出によって腟内の潤滑が高まり、性交時の摩擦を減らす働きにつながります。

また、腟の入口付近では、バルトリン腺などからの分泌も潤いに関係します。バルトリン腺は腟口の近くにある分泌腺で、腟入口部の潤滑に関わります。

つまり、腟の潤いは、次のような要素が関係して起こります。

  • 性的興奮
  • 外陰部や腟まわりの血流
  • 血管充血
  • 腟壁からの滲出
  • バルトリン腺などの分泌
  • 腟粘膜の厚みや状態
  • 女性ホルモン
  • 体調、緊張、ストレス
チェックポイント

そのため、腟の潤いは「気持ち」だけで決まるものではありません。気持ちはあっても、血流、ホルモン、腟粘膜の状態、体調、緊張などの影響により、十分に濡れにくいことがあります。

また、快感やオーガズムがあっても、ストレスや疲れなどの要素が加わり、腟の潤いが十分でない場合もあります。濡れにくいことは、愛情がない、性的な気持ちがない、パートナーに魅力がないという意味ではありません。

「気持ちはあるのに濡れにくい」と感じる方は、自分を責めるのではなく、身体の変化や腟の状態として考えることが大切です。

Check 1|更年期以降に濡れにくくなるのはなぜ?

画像

更年期以降に濡れにくくなる大きな理由の一つに、エストロゲンの低下があります。

エストロゲンは、腟や外陰部のうるおい、粘膜の厚み、血流、弾力、腟内環境などに関わる女性ホルモンです。

更年期から閉経後にかけてエストロゲンが低下すると、腟や外陰部では次のような変化が起こりやすくなります。

  • 腟上皮が薄くなる
  • 腟粘膜が萎縮しやすくなる
  • 腟や外陰部が乾燥しやすくなる
  • 腟分泌が低下しやすくなる
  • 腟まわりの血流が低下しやすくなる
  • 腟の弾力や柔軟性が低下しやすくなる
  • 腟内pHが上昇しやすくなる
  • 乳酸桿菌が減少し、腟内環境が変化しやすくなる
チェックポイント

これらの変化により、性交時に腟や外陰部が摩擦に弱くなり、ヒリヒリ感、しみる感じ、灼熱感、痛み、性交後の違和感や出血につながることがあります。

このような状態では、潤滑剤で一時的に滑りを補っても、腟粘膜そのものが刺激に弱い状態であるため、痛みが残ることがあります。

更年期以降の性交痛は、「年齢のせいだから仕方ない」と我慢されやすい症状です。しかし、医学的には腟や外陰部の変化として説明できる場合があり、必要に応じてケアや治療を検討できます。

GSMとは?潤滑剤だけでは改善しにくい性交痛との関係

更年期以降の腟や外陰部、尿まわりの不調は、GSMとして捉えられることがあります。

GSMとは「閉経関連泌尿生殖器症候群」のことで、更年期や閉経後のエストロゲン低下に伴って起こる、性器や尿路まわりの不調をまとめた考え方です。

GSMでは、次のような症状がみられることがあります。

GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)の症状例
  • 腟の乾燥
  • 性交痛
  • ヒリヒリ感
  • 灼熱感
  • かゆみ
  • しみる感じ
  • 性交後の痛みや出血
  • 頻尿
  • 尿もれ
  • 繰り返す膀胱炎のような症状
チェックポイント

GSMで問題になるのは、単なる潤滑不足だけではありません。

低エストロゲン状態により、腟上皮が薄くなり、腟粘膜が乾燥し、腟の弾力や柔軟性が低下し、腟や外陰部が刺激に弱くなっていることがあります。

そのため、潤滑剤で滑りを足しても、腟粘膜の菲薄化、乾燥、微小な傷、炎症、柔軟性の低下などが残っていると、性交痛が続くことがあります。

GSMが関係している場合は、潤滑剤だけでなく、保湿ケア、局所ホルモン療法、GSM治療、腟レーザー治療などを症状やご希望に応じて検討することがあります。

ただし、すべての方に同じ治療が必要なわけではありません。まずは痛みの原因や腟・外陰部の状態を確認することが大切です。

 

Check 2|潤滑剤の種類・成分・使い方が合っていないこともある

画像

潤滑剤を使っているのに痛みが出る場合、身体側の問題だけでなく、潤滑剤そのものの種類や成分、使い方が合っていない可能性もあります。

潤滑剤には、水性、シリコン系、油性などの種類があります。製品によって、滑りやすさ、乾きやすさ、持続性、洗い流しやすさ、使用感は異なります。

また、香料、清涼感のある成分、防腐剤、添加物などが、腟や外陰部の粘膜に刺激となることもあります。特に更年期以降は腟や外陰部が乾燥しやすく、刺激に敏感になっている場合があるため、以前は問題なく使えていた製品でも、しみる、ヒリヒリする、かゆみが出ることがあります。

「オーガニック」「天然由来」と表示されている製品であっても、すべての方に低刺激とは限りません。植物由来成分や香料が粘膜に合わない場合もあります。

また、潤滑剤は使用中に滑りが弱くなることがあります。特に水性タイプは、時間の経過や摩擦によって乾きやすく、長時間の性交では途中から滑りが悪くなることがあります。

最初は痛みがなくても、途中で滑りが悪くなると摩擦が増え、性交中や性交後のヒリヒリ感、痛み、微小な傷につながることがあります。

潤滑剤を使う際は、次の点に注意しましょう。

  • 使うたびにしみる製品は無理に使い続けない
  • ヒリヒリ感やかゆみが出る場合は使用を中止する
  • 滑りが悪くなったら途中で追加する
  • 痛みを感じたら無理に性交を続けない
  • デリケートゾーン専用ではない製品を代用しない
  • コンドームを使用する場合は、製品との相性も確認する
チェックポイント

潤滑剤を変えても痛みが続く場合は、潤滑剤の問題だけではなく、腟や外陰部の状態、GSM、炎症、骨盤底筋群の緊張などが関係している可能性があります。

 

Check 3|「腟が狭くなった」と感じるのはなぜ?

画像

潤滑剤を使っても痛い方の中には、

「腟が狭くなった気がする」
「壁があるようで入らない」
「入口で強い痛みがある」

と感じる方もいます。

この場合、腟そのものが急に狭くなったとは限りません。

腟の乾燥、腟粘膜の萎縮、柔軟性の低下、骨盤底筋群の緊張などによって、狭くなったように感じることがあります。

更年期以降は、エストロゲン低下により腟粘膜が薄くなり、腟が乾燥しやすくなります。さらに、腟の弾力や伸展性が低下すると、挿入時に腟が伸びにくくなり、痛みや抵抗感につながることがあります。

また、痛みへの不安も大きく関係します。一度性交痛を経験すると、「また痛いかもしれない」という不安から、挿入時に無意識に体に力が入ることがあります。このとき、骨盤底筋群が緊張すると、腟の入口が狭く感じられたり、挿入時の痛みが強くなったりすることがあります。十分に股関節が開かないというのも原因の一つです。

もともと骨盤底筋群の緊張が強い方、骨盤まわりの筋肉を緩めるのが苦手な方では、挿入時に筋肉がこわばり、痛みや挿入困難につながる場合があります。このような場合、潤滑剤で滑りを補っても、筋肉の緊張やこわばりが残っていると痛みが続くことがあります。

骨盤底筋は「鍛える」だけでなく「緩める」視点も大切

性交痛や挿入困難では、必ずしも「骨盤底筋を鍛える」ことが正解とは限りません。

尿もれなどでは骨盤底筋トレーニングが有効なことがありますが、骨盤底筋が過緊張になっている場合は、状態によって「緩める」「力を抜く」「痛みへの不安を減らす」という視点が大切になることもあります。スイミングや乗馬などで過度に骨盤底筋を鍛えている方は、意識してゆるめることをおすすめします。

「腟が狭くなった」と感じる場合は、乾燥やGSMだけでなく、骨盤底筋群の緊張や痛みへの不安も含めて考えることが大切です。

 

潤滑剤を使っても痛いときに考えられる主な原因まとめ

画像

潤滑剤を使っても性交痛が続く場合、原因は一つとは限りません。複数の要因が重なっていることもあります。

考えられる主な原因には、次のようなものがあります。

  • 潤滑剤の量が足りない
  • 性交中に潤滑剤が乾いて摩擦が増えている
  • 潤滑剤の成分や使用感が粘膜に合っていない
  • 腟や外陰部が乾燥している
  • 更年期・閉経後の低エストロゲン状態に伴う腟粘膜の萎縮・乾燥・柔軟性低下(GSM)
  • 腟入口部や外陰部の炎症
  • 感染症
  • 皮膚トラブル
  • 性交への不安や緊張
  • 骨盤底筋群の過緊張
  • 子宮、卵巣、骨盤内の病気
  • 性交時の姿勢、深さ、スピード、刺激の強さ

痛みの場所によって、考えられる原因

痛みの場所・タイミング 考えられる背景
腟の入口が痛い場合 外陰部や腟入口部の乾燥、炎症、皮膚トラブル、GSM、骨盤底筋群の緊張などが関係することがあります。
腟の奥が痛い場合 子宮、卵巣、骨盤内の病気、性交時の姿勢や深さ、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などが関係することもあります。
性交後にヒリヒリする場合 摩擦による微小な傷、腟粘膜の乾燥、GSM、炎症などが考えられます。
性交後に出血がある場合 とくに閉経後の出血や繰り返す出血がある場合は、自己判断せず婦人科で確認することが大切です。

 

セルフケアで見直せること

画像

潤滑剤を使っても性交痛がある場合、まずセルフケアとして見直せることもあります。

ただし、痛みが強い場合や、出血、ただれ、できもの、おりものの異常などがある場合は、セルフケアで様子を見すぎず、婦人科に相談しましょう。

セルフケアとして見直せることは、次の通りです。

  • 刺激の少ない潤滑剤を選ぶ
  • しみる、ヒリヒリする製品は無理に使わない
  • 必要に応じて性交中に潤滑剤を追加する
  • 痛みを感じたら無理に続けない
  • 腟や外陰部の保湿ケアを検討する
  • 洗いすぎを避ける
  • 丁寧に洗う
  • 日頃のデリケートゾーンのお手入れをまめにする
  • デリケートゾーン専用ではない製品を使わない
  • 下着やナプキンによるムレ、摩擦を減らす
  • 性交時の姿勢や深さ、スピードを調整する
  • パートナーに痛みの有無を伝える
チェックポイント

特に大切なのは、痛みを我慢して性交を続けないことです。

痛みを我慢して続けると、腟や外陰部に傷がつくだけでなく、「また痛いかもしれない」という不安が強まり、骨盤底筋群の緊張につながることがあります。その結果、さらに痛みを感じやすくなる悪循環に入ることがあります。

セルフケアで改善する場合もありますが、潤滑剤を変えても痛い、保湿をしても痛い、性交のたびに痛みを繰り返すという場合は、婦人科で原因を確認することをおすすめします。

 

婦人科に相談した方がよいサイン

画像

性交痛は、婦人科で相談してよい症状です。特に、次のような場合は婦人科での相談を検討してください。

  • 潤滑剤を使っても毎回痛い
  • 痛みが続く、または繰り返す
  • 性交後に出血する
  • 閉経後に出血がある
  • 外陰部に潰瘍がある
  • 腟の入口や奥に強い痛みがある
  • ヒリヒリ感、しみる感じ、かゆみが続く
  • 外陰部や腟まわりにただれがある
  • おりものの色、量、においが変化している
  • できもの、しこり、腫れがある
  • 腟が狭くなったように感じ、挿入が難しい
  • 性交が怖くなっている
  • パートナーとの関係や生活に影響している

早めの受診を検討したい症状

特に、閉経後の出血、性交後の出血が続く場合、強い痛み、急な悪化、できもの・しこり・ただれ、強い悪臭を伴うおりもの、発熱感や下腹部痛がある場合は、早めの受診が大切です。

「この程度で婦人科に行ってよいのか」と迷う方も少なくありません。しかし、性交痛や腟の乾燥、濡れにくさ、挿入時の痛みは、婦人科で相談できる症状です。

 

婦人科ではどのように原因を確認する?

画像

婦人科では、まず問診で痛みの状況を確認します。

たとえば、次のような内容を伺います。

  • いつから痛みがあるか
  • 性交のどのタイミングで痛むか
  • 入口が痛いのか、奥が痛いのか
  • 性交中だけか、性交後も痛みが残るか
  • 出血があるか
  • おりものの変化があるか
  • ヒリヒリ感、かゆみ、灼熱感があるか
  • 潤滑剤や保湿剤を使っているか
  • 更年期症状や尿トラブルがあるか
  • 過去の婦人科疾患、手術歴、出産歴
  • 性交への不安や挿入困難があるか
チェックポイント

必要に応じて、視診、内診、超音波検査、おりもの検査、感染症検査、子宮頸がん検査などを行うことがあります。

ただし、すべての方に同じ検査を行うわけではありません。症状、年齢、出血の有無、痛みの場所、診察時の状態に応じて、必要な確認を行います。

性交痛の原因には、保険診療で対応できるものと、自費診療を含めて検討するものがあります。たとえば、感染症や炎症、皮膚トラブル、子宮や卵巣の病気が疑われる場合は、まず必要な検査や治療を行います。洗浄剤や保湿剤は保険診療では、カバーされません。

そのうえで、GSMや腟の乾燥、腟粘膜の萎縮、性交痛に対して、保湿ケア、局所ホルモン療法、腟レーザー治療などの選択肢を検討することがあります。

婦人科受診は、いきなり治療を決める場ではありません。まずは痛みの原因を確認し、症状やご希望に合わせて、必要なケアや治療を一緒に考えていきます。

 

当院で相談できる治療・ケアの選択肢

画像

白金高輪海老根ウィメンズクリニックでは、性交痛、腟の乾燥、GSM、更年期以降のデリケートゾーンの不調についてご相談いただけます。

性交痛の原因は一つではありません。腟の乾燥、GSM、炎症、感染、皮膚トラブル、骨盤底筋群の緊張、痛みへの不安、子宮や卵巣の病気など、さまざまな要因を確認しながら、症状に応じた対応を検討します。

当院で相談できる主な選択肢には、次のようなものがあります。

選択肢 内容
診察・検査 問診、診察、必要に応じた検査を行い、痛みの原因を確認します。
保険診療での治療 感染症や炎症、外陰部や腟まわりの皮膚トラブルなどがある場合は、状態に応じて必要な治療を行います。
ホームケア 清潔ケア、保湿ケア、皮膚再生、腟内環境改善など、日常的なケアを見直します。
潤滑剤・保湿ケアの見直し 潤滑剤の使い方や、腟・外陰部の保湿ケアについて確認します。
GSM治療・局所ホルモン療法 GSMや腟の乾燥、萎縮性変化が関係している場合に、症状やご希望に応じて検討します。
腟レーザー治療モナリザタッチ 腟や外陰部の不調に対する自由診療の選択肢の一つです。診察結果やご希望に応じて検討します。
性交痛外来 性交痛の場所、症状、背景を確認し、その方に合った治療やケアを考えます。
オンライン診療・来院相談 まず相談したい方はオンライン診療、検査や治療を希望する方は来院相談をご検討いただけます。

モナリザタッチは、腟や外陰部の不調に対する自由診療の選択肢の一つです。

すべての方に必要な治療ではなく、症状、診察結果、ご希望に応じて検討します。

また、ホームケアや保湿ケア、潤滑剤の見直しで対応できる場合もあります。一方で、症状が続く場合、出血がある場合、痛みが強い場合は、まず原因を確認することが大切です。

性交痛は、我慢するものではありません。

  • 潤滑剤を使っても痛い
  • 腟が狭くなったように感じる
  • 気持ちはあるのに濡れにくい
  • 性交が怖くなってきた

このようなお悩みがある方は、一度婦人科でご相談ください。

性交痛・GSM・腟の乾燥でお悩みの方へ

潤滑剤を使っても痛みが続く場合、原因は一つとは限りません。性交痛外来では、痛みの場所や症状、腟・外陰部の状態、GSMの可能性などを確認しながら、お一人おひとりに合った治療やケアを検討します。

まとめ|潤滑剤を使っても痛い性交痛は、婦人科で相談できます

画像

潤滑剤を使っても性交痛が続く場合、原因は単なる潤滑不足だけとは限りません。腟の潤いは、性的興奮だけでなく、血流、腟粘膜の状態、女性ホルモン、体調、緊張、不安などに影響されます。

更年期以降はエストロゲン低下により、腟や外陰部が乾燥しやすく、粘膜が薄くなり、刺激に弱くなることがあります。GSMが関係している場合は、潤滑剤で滑りを足しても、腟粘膜の萎縮や柔軟性低下、痛みが残ることがあります。

また、潤滑剤の種類や成分が合わない場合、性交中に滑りが悪くなる場合、骨盤底筋群の緊張がある場合にも、痛みが続くことがあります。

濡れにくいことは、気持ちや愛情の問題とは限りません。快感やオーガズムがあっても、腟の潤いが十分に起こらないこともあります。

性交痛を我慢して続ける必要はありません。潤滑剤を使っても痛みが続く場合、性交後に出血する場合、腟が狭くなったように感じる場合、性交が怖くなっている場合は、婦人科で原因を確認し、ご自身に合ったケアや治療を相談しましょう。

2026年7月開催 無料WEBセミナーのご案内

2026年7月開催 無料WEBセミナー 性交時に入口が痛い・ヒリヒリする方へ 外陰部・腟前庭部の痛みと性交痛を医師が解説
院長 海老根真由美

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)

産婦人科医師・医学博士

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
産前産後から更年期まで、女性のライフステージに寄り添う診療と情報発信に取り組んでいます。性交痛、外陰部・腟まわりの痛み、デリケートゾーンの違和感など、相談しづらいお悩みにも丁寧に対応しています。

デリケートゾーンの記事RANKING

オンライン診療

オンライン診療

当院は皆様の健康と快適な生活をサポートするため、オンライン診療サービスを提供しております。
オンライン診療は、体調が悪く外出が辛い時や感染症リスクを減らしたい時、ご自宅から医師の診療を受けることができます。移動時間や待合室での待ち時間を削減できます。

※医師からの指示により、通院が必要となる場合があります。

オンライン診療はこちらより
港区、品川区の産婦人科で妊婦健診・産後ケア・避妊相談なら│海老根ウィメンズクリニック

白金高輪 海老根ウィメンズクリニック
東京都港区高輪1-2-17 高輪梶ビル5.6.7F

TEL

03-5789-2590

FAX

03-5789-2591

診療時間
8:30 - 13:00
15:00 - 19:00

▲ 15:00 - 17:00

WEB予約