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院長ブログ

子ども食堂に寄付したい!

2024年7月26日、品川区大井にある品川区社会福祉協議会に行ってまいりました。

今回の目的は、最近よく耳にする「子ども食堂」の実態を理解したいというものです。

長年、クリニックに通っていらっしゃる西宮令子さんからのご紹介いただきました。彼女は品川区社会福祉協議会 しながわ子ども食堂ネットワーク事務局主任を務められており、当日は岡田竜一室長と一緒に丁寧に「子ども食堂」について説明していただきました。

 

社会福祉協議会とは地域の福祉や社会的な問題に関する情報提供や支援を行う組織です。こども食堂や寝たきりの高齢者の支援、障碍者の支援などを行っている施設です各市区町村にあります。

 

子ども食堂とは、子どもたちに無料または定額で食事を提供する場所です。経済的に貧困な状況にある子供たちや食糧不安のある家庭の子供たちに栄養のある食事を提供することを目的としています。栄養だけでなく、学習指導も同時に行っている場合もあるようです。それぞれ、ボランティアの方やNPOの方々が自己資金で行っており、主に月1回、週1回のような頻度で行っているとのことでした。

地域のボランティアや支援者たちの協力で支援が行われております子ども食堂は、全国で9000件以上あるようです。自治体の管理で行われている地域はまだ少なく、東京で最もシステムが確立している品川区社会福祉協議会の方にお話を聞かせていただきました。品川区の場合、子ども食堂は40件あり(5年前は15件)寄付金や物資を預かり分配しております。配達もボランティアで賄われております。ボランティアも面接を行い、必要な子ども食堂に繋げているようです。ボランティアは最低6か月継続して支援できる方を応募しております。子ども食堂を利用できる対象は、それぞれの子ども食堂の運営者に任されており、子どもだけ~赤ちゃんとママまで、さまざまのようです。コロナの時は、食材が豊富に余っていたようですが、今年はシングルマザーが増えてさらに夏休みには食事に困る家庭も多いとのお話でした。毎年、しながわ子どもフォーラムが開催されており各企業の方々にも呼び掛けております。

 

最も必要なものは、子ども食堂の場合は食材の確保寝たきり老人のための成人用おむつということでした。お金の寄付もありがたいとはおしゃっていたのですが、最も欲しいものは、食品の現物支給のようでした。お金の場合は「子ども食堂ネットワーク事務局子ども応援基金 指定寄付」宛に送られると、開催時の資金になるようです。品川区では、現在、1回開催当たり3000円をお渡ししているようです。

 
ご提案お家で食べない、賞味期限のある食品をご提供いただけませんか?

夏休みの給食のないお子様のごはん、心配なく安心して召し上がってほしいです。

詳しくは、クリニック院長または受付までお問い合わせください。

院長 海老根真由美

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)

産婦人科医師・医学博士

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。

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