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ふくちゃん通信 子宮円靱帯とは?
ふくちゃん通信 子宮円靱帯とは?
子宮円靭帯痛とは??
こんにちは(^^)/本日は子宮円靱帯のお話です。
妊娠中の腹痛の原因は切迫流早産による子宮が収縮する痛み、または子宮とくっついている円靭帯が引き延ばされて起こる円靭帯痛の事が多くがあります。切迫流早産は異常ですが、円靭帯痛は妊娠経過に伴い起こる正常な体の変化です。
非妊時の子宮は約60グラムといわれていますが、妊娠末期には肋骨に届くほど大きくなります。 もともと数センチしかなかった子宮を支えている円靭帯は発育とともに引き延ばされて、最終的には30センチほどになります。 特に妊娠15週から25週くらいまでは急激に子宮のサイズが大きくなる時期です。この時期に一致して感じる、「下腹部痛」、「子宮の前の方の痛み」、「足の付け根の突っ張る感じ」、「体を動かしたときの下腹部の張ったような感じや痛み」などの症状は、切迫流早産、子宮筋腫合併、常位胎盤早期剥離の異常が除外できれば「円靭帯痛」と診断されることが多いです。「円靭帯痛」は、円靭帯自体が増大する子宮に引き延ばされる痛み、円靭帯のくっついている鼠径部(足の付け根)や恥骨を引っ張る痛み、母体の体の動きで子宮が揺れるときにどちらかの円靭帯が引き延ばされる痛みになります。
しかし、初めての妊娠ですと、この下腹部痛は正常なのか異常なのかわからないと思います。
ご心配な時は、是非診察をお受け下さい。いつでもお待ちしております。
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白金高輪 海老根ウィメンズクリニック
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(白金高輪海老根ウィメンズクリニック) 2017年10月29日13:58