EBINEフェミニンムース

2025年11月7日、第7回婦人科形成研究会定例会で、DKSHマーケットエクスパンシャンサービスジャパン株式会社で発表させていただきました。

私の演題は「陰核包皮炎の予防を目的とした外陰部洗浄剤の開発」でした。

 

外陰部洗浄剤の開発する経緯と婦人科疾患症例の早期発見を目的とした洗浄剤の使用方法など症例を提示しながら解説させていただきました。

 

陰核包皮炎だけでなく、バルトリン腺嚢胞、コンジローマ、梅毒、ヘルペス、小陰唇融合症など、正確に自分の外陰部の形状を理解し、洗浄することによって、早期発見できる疾患は多くあると思います。しかしながら、日本では外陰部を見てはいけない、触ってはいけない、話してはいけないという文化から婦人科疾患の早期は難しく、どう洗っていいのかということでさえ訊くことの文化があったともいます。

 

東京医科大学形成外科教授松村医師より、とても有意義なお話を聞きました。皮膚を保護する皮脂は一般的にはｐH4.5～6.0と弱酸性で、皮脂と汗が混ざり合って皮脂膜を作り、肌表面を弱酸性で保つことで、細菌・真菌の増殖を抑え、皮膚のバリア機能を維持し、感染の予防に役立つとのことでした。

2025年11月8日に販売開始となったEBINEフェミニンムースはデリケートゾーンだけでなく、ほかの肌にも優しい洗浄剤だとおっしゃっていただけて、とてもうれしくなりました。創傷治癒の過程でも弱酸性は妨げにならず、処置後手術後の方にも有害でなく使えるのは、開発者の私にとって助喜納情報でした。

 

デリケートゾーンを洗っていい！！

 

気持ちがすっきりしました。