和合紫会
更新日:2025.07.29
2025年4月7月26日、和合紫会に参加させていただきました。
安倍元総理のご遺志~美しい日本を守る~を実現するために私の親しくさせて頂いている橋本清美さん、安倍昭恵さん主催の会です。
「なぜ日本は美しいのか」をテーマに明治天皇玄孫の竹田恒泰先生のお話はとても興味深い内容でした。
和とは自己の主体性を持っている調和。美しい日本は和そのものである。和を尊ぶ日本は森が豊かな海に囲まれた、自然の豊に囲まれた国であり、そのため争いが少ない。その後に、徳のお話になりました。
徳という言葉は、「見て見ぬふりをしないこと」
胸を突く言葉でした。医師を志すようになってから、常に自問自答していたのは、死に向かっている人に向かって、見て見ぬふりをせず、最期までより添える医師になれるかということ。医師にとって死は敗北と感じることが多いのです。いつも医師は病気を治して患者様に生きてほしいと願い治療する仕事。そして、死は医師にとって敗北である。しかしながら、この世に不死の人は存在しない。矛盾である。そして、この矛盾の中でどうやって医師として生きるのか。
こんなことを考えながら、懇親会の乾杯のご挨拶をさせて頂きました。この会のますますのご発展をお祈り申し上げます。

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)
産婦人科医師・医学博士
埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。