ラテックスアレルギーの性交痛
更新日:2024.02.03
聞いたことがありますか?ラテックスアレルギーという言葉。
ラテックスで一番身近なものは、キッチンで使用するゴム手袋、そしてコンドーム。コンドームは膣に密着、粘膜に接することから、アレルギーが発症すると、痒み、発疹、蕁麻疹、時には呼吸苦にまでおよぶことがある。性交痛、特にコンドーム使用時の疼痛や粘膜浮腫などが生じる場合、ラテックスフリー素材のコンドームをお勧めいたします。急性期にはステロイドホルモン治療も有効ですので、心配あればいつでもクリニックにご受診ください。
血液検査で、ラテックスアレルギーの検査も可能です。医療で使用する使い捨てゴム手袋もラテックス製が多く、医療従事者にラテックスアレルギーが多いことが知られております。特に医療従事者の方はお気をつけ下さい。
海老根ウィメンズクリニックでは、ゴムは全てラテックスフリーを使用しております。
白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)
産婦人科医師・医学博士
埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。