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院長ブログ

母子同室はした方がいいですか?

母子同室 母性はいつから生まれるのか?
母子同室したほうがいいですか?

よくそんな言葉を妊婦さんから訊かれます。

以前は、ママのおなかにいる赤ちゃんが出産することによりおなかの外に出て、ママは温かいおなかがなくなってしまうので、さみしくならないように温かい赤ちゃんを抱っこする。抱っこすることによって赤ちゃんもママが安心して、授乳が開始する。

そんなことを考えて、母子同室を推奨しておりました。
私も、大学病院で二人自然分娩して、母子同室して母乳育児を始めました。自分のおなかの中で赤ちゃんを育て、大きくなったらおなかの外に出て、母乳をあげて育児をする。とっても普通のことだと思っていました。

最近、産後ケア施設がどんどん良くなって、産後うつのママだけでなく普通のママへのサポートも受けやすい環境が整ってきたと思います。でも、ママの心配はかえって増えているのかもしれません。

退院まじかになると、赤ちゃんをうちに連れて帰るのに不安を感じるおかあさんが多くなってきた印象があります。

赤ちゃんが怖い…。
泣いたらどうしよう…。
うまく育てられるのか…。

ママからでてきたあかちゃんは、ママの体温やママの声で安心するし、出産後1か月くらいは、いっぱい寝てくれて、すやすやと眠るかわいい赤ちゃんの寝顔でママの心が癒される。

誰にも邪魔されない、たっぷり幸せに浸れるかけがえのない時間。
こんな時期を独り占めしてほしいと心から願っています。

1か月過ぎ、2か月過ぎ、1年2年と時間が経つと、バタバタの毎日が訪れますが…。それはそれで、充実した人生。いつのまにか、母性はばっちり身についています。

子育て中の皆様、素敵な子育てタイムをお楽しみくださいませ。



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白金高輪 海老根ウィメンズクリニック
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東京都港区高輪1-2-17 高輪梶ビル5,6,7F
03-5789-2590
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院長 海老根真由美

白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長
海老根 真由美(えびね まゆみ)

産婦人科医師・医学博士

埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センターでの講師および病棟医長の経験を積み、その後、順天堂大学で非常勤准教授として活躍。
2013年に白金高輪海老根ウィメンズクリニックを開院。
女性の人生の様々な段階に寄り添い、産前産後のカウンセリングや母親学級、母乳相談など多岐にわたる取り組みを行っています。更年期に起因する悩みにも対応し、デリケートなトラブルにも手厚いケアを提供しています。

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