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自分の乳腺濃度

自分の乳腺濃度

 

当院でお渡ししているマンモグラフィ検査の結果(マンモグラフィ診断報告書)には、乳腺の評価が記載されています。そこで、今回は”乳腺の評価(乳房の構成の分類)”について、お話をさせていただきます。

乳腺は、30~40歳代をピークに発達し、閉経に伴い退縮して脂肪に置き換わっていきます。この乳腺と脂肪の割合について、以下のように分類されます。

 

 

乳腺分類

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脂肪性:乳房はほぼ完全に脂肪に置き換えられている。病変が撮影範囲に入っていれば、検出は容易である。

 

乳腺散在:脂肪に置き換えられた乳房内に乳腺が散在している。病変の検出は容易である。乳腺内の脂肪が70~90%程度を目安とする。

 

不均一高濃度:乳腺実質内に脂肪が混在し、不均一な濃度を呈する。病変が正常乳腺に隠される危険性がある。乳腺内の脂肪が、40~50%程度を目安とする。

 

高濃度:乳腺実質内に脂肪の混在はほとんどなく(いわゆるデンスブレスト)病変検出率は低い。乳腺内の脂肪が、10~20%程度を目安とする。

 

高濃度乳房において、病変を見つけにくいことを補う検査法をして乳房超音波検査があります。超音波検査を併用することで、マンモグラフィ単独検査より乳がんの発見率が上昇します。

 

何かご不明点、ご心配がありましたら、遠慮なさらずにご相談くださいませ。

 

画像提供・参考資料:「NPO法人 乳がん画像診断ネットワーク、マンモグラフィガイドライン」

 

 

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