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形成外科基礎学術集会で発表させていただきました

形成外科基礎学術集会で発表させていただきました

2023年10月19日、第32回形成外科基礎学術集会のイブニングセミナーで発表させていただきました。

座長は婦人科形成研究会で大変お世話になっている東京医大形成外科教授松村一先生とルーチェクリニック銀座院長の佐野仁美先生。また、今回の形成外科基礎学術集会の会長が母校である埼玉医科大学総合医療センター形成外科教授三鍋俊春先生でいらっしゃったこと、スワンクリニック銀座院長の福沢見菜子先生からのご紹介などいくつかの偶然が重なって、産婦人科医であるにもかかわらず、この発表の機会をいただき、ちょっとドキドキしながら会場に向かいました。

私に与えられたテーマは、“For Women‘s Happiness 女性が幸せな人生を送るために”という内容でした。難しい…。産婦人科医にとって、女性が幸せな人生を送るために伝えたいことは何だろう?
一般的なありきたりな、思春期、妊活、妊娠、出産、更年期、産後うつ、膣ケア、フェムテック。最近注目を浴びている内容はたくさんあるけれど、形成外科の先生方にお伝えしたいこと。と迷いながら、決めました。ピル!!

こんなにたくさん処方されているピルに関しての私の見解を思い切って言ってしまおう!と決めて、一気にスライドを作成しました。
女性の幸せに必要なのは、子宮卵巣女性ホルモン。と規定して、女性ホルモンは、月経痛、月経不順、PMS、頭痛と「悪影響」、「めんどくさい」などのネガティブ要素から解放されるために「ピル!」
そんなに女性ホルモンは悪いのか?エストロゲンがあるから女性は長寿といわれているのに~。月経がないと、日本人絶滅するのに~。そこまでダイレクトには会場で言えなかったのですが、女性ホルモンが悪の根源のように言われると??と女性としては悩んでしまいます。月経不調による経済損失は年間4911億円という論文も注目されているのですが、大切なのは経済損失ではなく日本人の人口ひいては日本文化の消失ではないのでしょうか。

とちょっと思いながら、発表させていただきました。スライドは別ページでご紹介しますが、エストロゲンの子宮卵巣という女性臓器の発育や骨密度獲得、排卵確認前のピル内服処方の場合の挙児希望女性への妊娠戦略。ピル内服による合併症など。主観が入りすぎている感も否めないのですが、言っちゃいました(笑)

会場の皆様、温かく見守っていただきありがとうございました。

久しぶり、本音トークの発表でした。

 

発表資料は下記よりご覧ください

 

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