HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種のご案内
HPVワクチンについて
日本では毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんに罹患し、そのうち約2,900人が命を落としています。特に20代から患者数が増加し、30代ではがん治療のため子宮を失い、妊娠が難しくなるケースもあります。
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐ効果があることが確認されており、予防接種によって予防できる唯一のがんです。
接種の流れと再開について
HPVワクチンは平成25年に定期予防接種として開始されましたが、副反応への懸念から一時的に接種の勧奨が停止されていました。令和3年11月に国が再び積極的な接種勧奨を開始し、それに伴い、港区でも予診票の送付を再開しています。
また、接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種も令和7年3月31日まで実施しています。
キャッチアップ接種についてはこちら⇒キャッチアップ接種リーフレット
高校1年生相当以降の方へご案内
HPVワクチンの接種は3回必要で、通常6か月以上かかります。
【10月以降に1回目の接種を開始される方へ】
1回目を10月以降に接種される場合、以下の短縮スケジュールで接種が可能です(最短4か月):
- 2回目は1回目から1か月以上
- 3回目は2回目から3か月以上の間隔をあけて接種します。
予診票の再交付について
接種を受けるには、港区が発行する「予防接種予診票」が必要です。
紛失や転入などでお手元にない場合は、港区電子申請サービスで未接種回数分の予診票を再交付する申請ができます。
申請はこちら⇒港区予防接種予診票等交付申請
定期予防接種
- 対象者:小学6年生から高校1年生相当の女子
- 接種期間:高校1年生の3月31日まで
- 費用:無料
キャッチアップ接種
-
- 対象者:平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子
- 接種期間:令和7年3月31日まで
- 費用:無料
申請はこちら⇒港区予防接種予診票等交付申請
接種ワクチンとスケジュール
- 使用可能ワクチン:シルガード9(9価)、ガーダシル(4価)、サーバリックス(2価)
- 接種回数と間隔:ワクチンの種類や年齢により異なります。医療機関にご相談ください。
シルガード9(9価)は令和5年4月1日から公費接種対象となりました。
予診票にシルガード9(9価)の記載がない場合でも、そのまま使用可能です。
シルガード9(9価)の詳細についてはこちら⇒厚生労働省「9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について
ぜひ、子宮頸がん予防のためのHPVワクチン接種をご検討ください。
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白金高輪 海老根ウィメンズクリニック
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